
大人でもバク転がマスターできる!池谷幸雄が直接指導する体操クラブに潜入!(前編) (3/3)
着地ができない・・・・・・!
池谷さん:首を返すのが早すぎて、膝の力がカクンと抜けてしまっています。だから立てないんですよ。それと、手をつく前から体を曲げて回転しようとしていましたね。それは宙返りの動きです。バク転は、体を伸ばしたまま回ります。とにかく今日中に型ができるまで飛んでください。じゃないとこの取材が終らないですよ!
ライター:そ、そうでした!
と、こんな調子で何十回飛んだろうか。そろそろ私たちの目にも疲れの色が。
ライター:つ、次こそ決めます・・・・・・(徹夜になったどうしよう)。
池谷さん:すべての動作を全部思いっきりやって、目は絶対つぶらないでください。僕らがサポートしているので、ゆっくりでいいから確実にやってください。
ライター:はい!
これを最後に! という思いを込めて、ジャンプ!
びょーん!
ぐるっ!
すたっ!
ライター:え!?
池谷さん:おお!
立った! クララならずとも立ったーー!
池谷さん:今の感覚を覚えておいてくださいね!
ライター:はい!
「回る感覚」を楽しめて気持ちいー!
いやー、一生終らなかったどうしようかと思いましたが、よかった! そして、やはり「人間の自然な動きにはない」バク転の難しさを思い知らされました。とはいえ、もともとスポーツが得意な方は、初日にできてしまうこともよくあるそうです。しかし、そんな私でも最後には「回る感覚」を楽しめたのには感動です! 憧れのバク転を、型だけでも体験できたことがうれしくてたまりません。
また、練習自体も(ゼイハーいっていましたが)とにかく楽しいのです。普段、体を動かしていない私にとっては新鮮な動きばかりで、できないながら、気持ちいい! の連続。ただ習い事を始めるというだけではなく、生活の全て、ひいては人生まで変わってしまいそうな楽しい体験でした。
大人のバク転教室、かなりおすすめです!
▼後編はこちら
「バク転の練習を続ければ、人生観が変わりますよ!」池谷幸雄が語る体操の魅力(後編) | 健康×スポーツ『MELOS』
[プロフィール]
池谷幸雄(いけたに・ゆきお)
1970年生まれ。4歳の頃より体操をはじめ、学生時代に才能が開花。その後、ソウルオリンピックで団体・個人種目別床運動で銅メダル獲得。バルセロナオリンピックでは団体で銅メダル、個人種目別床運動で銀メダルを獲得。引退後は、スポーツキャスターとしてTVに多数出演するほか、ラジオ・雑誌・CM・舞台・映画など幅広く活躍。現在『池谷幸雄体操倶楽部』を設立し、後進の指導にあたっている。
【『池谷幸雄体操倶楽部』公式サイト】http://www.iketaniyukio.com/
【公式ブログ】http://www.diamondblog.jp/official/yukio_iketani/
<Text:長谷川京子(H14)/Photo:岩渕正樹>