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ウェルネスフード
2025年2月17日
足がつるのはコーヒーのせい?カフェインが「足のつり」に影響する理由 (1/2)
足がつる経験は誰にでもあることですが、コーヒーを飲むと足がつりやすくなるというウワサもネットで耳にします。
コーヒーやカフェインが、足のつりにどう関係しているのか。たにぐち接骨院 院長で柔道整復師の谷口友一さんに聞きました。
コーヒーを飲むと足がつるってホント?
──コーヒーが足のつりに影響すると聞いたことがあります。関係はあるでしょうか?
谷口さん:コーヒーに含まれるカフェインは利尿作用があり、体内の水分やミネラルを減少させることがあります。これにより、筋肉の正常な収縮が妨げられ、足がつる原因となる可能性があります。
──では、1日1~2杯程度でも、やはり足がつりやすくなるのでしょうか。
谷口さん:1日1~2杯程度のコーヒーが足のつりの直接的な原因になることは少ないですが、利尿作用に注意して、水分や電解質の含む飲み物をこまめに補給することで、つりを予防できると考えられます。
コーヒーの摂取量を適度に抑えることで、体内の水分やミネラルバランスを保ち、足がつるリスクを減少させることは期待できますが、体質や生活習慣といった他の要因も関係するため、全体的な生活習慣の見直しが重要です。
──ほか、足がつりやすい人が避けるべき飲み物とは?
谷口さん:まず「お酒」。アルコールには強い利尿作用があり、体内の水分と電解質を失いやすくします。
とくにマグネシウムやカリウムといったミネラルが不足すると、筋肉が正常に機能しにくくなり、足のつりが起こりやすくなります。
次:過剰な塩分、砂糖を多く含む炭酸飲料
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