
【専門家監修】水太りの原因は「水の飲みすぎ」じゃなかった。今すぐ試したいむくみ解消法3選 (3/3)
マッサージ(お風呂上がりがおすすめ)
1. 足首からふくらはぎをやさしくなで上げる
2. 膝→太もも→股の付け根まで、順番に流すようにする
オイルや乳液を使うと滑らかにケアできます。
【水太り解消法 3】ふくらはぎの筋トレで「第二の心臓」を強化!
ふくらはぎの筋肉は「第二の心臓」と呼ばれ、下半身にたまった血液や水分を押し戻すポンプの役割を担います。
タンパク質をしっかり摂りつつ、簡単な筋トレを習慣にしていきましょう。
ふくらはぎの筋トレ(かかと上げ)
1. 立った状態でかかとをゆっくり上げる
2. 一瞬キープし、ゆっくり下ろす
10〜20回を1〜2セット、毎日継続しましょう。
要注意! 水太りを悪化させる2つのNG行動
1. 同じ姿勢を長時間キープ
立ちっぱなし・座りっぱなしは、筋肉のポンプ作用が働かず水分が下半身にたまりやすくなります。
休憩中に「足首を回す」「かかと上げ運動」などを取り入れましょう。
2. 体を冷やす
冷たい飲み物・食べ物の摂りすぎやエアコンによる冷えは、血行不良を招き、水分代謝が低下します。
温かい飲み物を選ぶ・冷え対策グッズを活用するなど、内外から体を温めましょう。
生活習慣を整えれば、水太りは解消できる!
水太りの改善には、「代謝を上げる」「血行を良くする」「食習慣を見直す」の3つがポイント。
むくみがなかなか改善されない場合は、内科での相談も視野に入れましょう。放っておくと、代謝異常などの病気が隠れている場合もあります。
まずはできることから一歩ずつ、『めぐるカラダ』を目指して水太り解消に取り組んでみてください。
監修者プロフィール
神原李奈
株式会社Luce・健康検定協会所属、管理栄養士・食育栄養インストラクター。CA(客室乗務員)の仕事をきっかけに、健康と食の強い結びつきを実感し、食の世界に興味を持つ。大手料理教室の講師の経験を経て、栄養士を目指すことに。栄養士免許を取得後の現在は、現役CAとして世界中を飛び回りながら、栄養士として健康や食に関する情報を発信している。
<Edit:編集部>
※本記事は、Medicalook(メディカルック)で掲載されていた内容を移管し、加筆・修正したものです。