足首が重い、だるい…原因は?考えられる不調を医師に聞いた (1/4)
夕方になると足首が重く感じる。歩き出しがだるい。靴下のあとがくっきり残る。そんな足首の不調に、心当たりはありませんか。
足首の重だるさは、多くの場合、生活習慣や血行などが関係する一時的なものです。しかし、なかには体からのサインとして注意したほうがよいケースもあります。
この記事では、足首が重い・だるいとはどんな状態を指すのか、考えられる原因、自分でできる対処法と予防法、そして医療機関に相談したほうがよい症状についてお伝えします。
監修はまえだ整形外科リウマチクリニック院長・前田 俊恒さんです。
足首が重い・だるい……たとえばこんな状態を指す!
「足首が重い・だるい」と一口に言っても、感じ方は人によってさまざまです。たとえば、次のような状態が当てはまります。
- 足首から下が、なんとなく重く感じる
- 歩き始めや立ち上がりに、だるさを感じる
- 夕方や夜になると、足首がパンパンに張る
- 靴下のゴムのあとが、くっきり残る
- 足首が腫れぼったく、靴がきつく感じる
- 足首を回すと、こわばりや違和感がある
こうした感覚は、長時間の立ち仕事やデスクワークのあと、運動した翌日などに表れやすいものです。
一時的なものであれば、心配しすぎる必要はありません。ただし、頻繁に繰り返したり、なかなか引かなかったりする場合は、原因を知って対処することが大切です。
足首が重い・だるい原因として考えられること
足首の重だるさには、いくつかの原因が考えられます。その多くは、日常生活に関わるものです。
むくみ(血液やリンパの停滞)
もっとも多い原因が、むくみです。長時間同じ姿勢でいると、重力で足のほうに血液や水分がたまりやすくなり、足首が重く、張った感じになります。立ち仕事やデスクワークの人に多く見られます。
血行不良・冷え
体が冷えて血流が滞ると、足首まわりに老廃物がたまりやすくなり、重だるさにつながります。冷房の効いた室内や、寒い季節に感じやすい傾向があります。
筋肉の疲労や使いすぎ
長く歩いた日や、慣れない運動をしたあとは、足首やふくらはぎの筋肉が疲労し、重さやだるさとして感じられることがあります。
運動不足による筋力低下
ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれ、歩くたびに、血液を心臓へ押し戻す「ポンプ」の役割を持っています。
運動不足でこの筋肉が衰えると、血流が滞りやすくなり、むくみや重だるさが起きやすくなります。
塩分の摂りすぎ・水分バランスの乱れ
塩分を摂りすぎると、体が水分をため込みやすくなり、むくみの原因になります。
合わない靴を履いている
きつい靴やヒールの高い靴は、足首の動きや血流を妨げ、重だるさを招くことがあります。
これらは生活習慣に関わるものですが、まれに病気が背景にあることもあります。その見分け方は、後半で詳しく紹介します。
次:足首の重だるさを和らげる対処法
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