なぜ自信が持てない?自己肯定感が低い人の特徴とは (2/3)
なぜ自信が持てないのか?自己肯定感が低くなる理由
自己肯定感は、生まれつきの性格だけで決まるものではありません。多くの場合、これまでの経験の積み重ねが影響しています。
こんな経験が重なると、自己肯定感は下がりやすい
- 否定や批判の言葉を、繰り返し受けてきた
- きょうだいや他人と、いつも比べられてきた
- がんばっても認めてもらえず、「もっと」と言われ続けた
- 失敗したとき、強く責められた経験がある
- 「成果を出したときだけ評価される」という条件付きの関わりが多かった
- いじめや、人間関係でのつらい経験があった
こうした経験が積み重なると、「自分はそのままでは認められない存在だ」という感覚が、心の奥に根づきやすくなります。
育ちや環境は、自己肯定感に影響するのか
育ち方や家庭環境は、自己肯定感に大きく影響します。
幼い頃に「ありのままで受け入れられた」という経験が多い人は自己肯定感の土台が育ちやすく、逆に否定や比較が多かった人は、土台が育ちにくい傾向があります。
ただし、育ちですべてが決まるわけでもありません。自己肯定感は、大人になってからの人間関係や経験、自分との向き合い方によって育て直すことができます。「子どもの頃にこうだったから、もう変えられない」ということはありません。
過去の経験は、あなたの「今の感じ方」に影響していますが、「これからのあなた」を縛るものではないということです。
自己肯定感は高いほうが良く、低いとダメなのか?
「自己肯定感を高めよう」という言葉をよく聞くと、「低い自分はダメなんだ」と、かえって落ち込んでしまう人もいます。ですが、ここははっきりお伝えしたいところです。
自己肯定感が低いこと自体は、ダメなことではありません。
自己肯定感が低めの人は、その分だけ次のような長所を持っていることが多くあります。
- 物事を慎重に進めることができる
- 人の気持ちに敏感で、共感力が高い
- 謙虚で、おごらない
- 自分を振り返り、成長しようとする姿勢がある
「自己肯定感が低い=欠陥」ではなく、見方を変えてみましょう。「他人を思いやることができる」「丁寧に生きている」ことの裏返しでもあるのです。
自己肯定感は高いときもあれば低いときもある
また、自己肯定感は自然に揺れ動くものです。一日の中でも、人生のステージによっても変わります。
常に高い状態を保たなければいけないわけではありませんし、無理に「ポジティブにならなきゃ」と自分を追い込む必要もありません。
本当に向き合いたいのは「高いか低いか」ではなく「自己肯定感の低さが、自分を苦しめていないか」という点です。
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「自己肯定感が高い人は、他者も自分も大切にできる人」。心理専門家が考える、自己肯定感が高い人・低い人とは







