納豆は毎日食べてもいい?食べ続けるメリットと食べ過ぎのデメリット
ウェルネスフード
2026年8月31日

納豆は毎日食べてもいい?食べ続けるメリットと食べ過ぎのデメリット (3/3)

納豆を食べるタイミング。いつ食べるのがいい? 朝と夜どちらが効果的?

納豆は、朝と夜のどちらに食べても健康効果が期待できますが、目的によっておすすめのタイミングが少し変わります。

腸内環境を意識したい方や、朝の食事で栄養を整えたい方には朝がおすすめです。朝食に取り入れることで、毎日の習慣として続けやすくなり、食事の中で無理なくたんぱく質や食物繊維を補給できます。

一方で、毎日の継続を優先したい方や、夕食でたんぱく質源を足したい方には夜も向いています。納豆に含まれる機能性成分は研究が進められていますが、ヒトでの効果には個人差があり、血圧などへの影響も一様ではありません。実際に、低リスクの健常者ではナットウキナーゼの継続摂取が血圧に有意な影響を示さなかった試験もあります(※2)

迷った場合は、無理なく続けられる時間帯を選ぶのが現実的でしょう。

納豆、毎日食べ続けた結果どうなる?1週間~3ヶ月で体に起こる変化

(※2)Hsia CH, Shen MC, Lin JS, et al."Nattokinase atherothrombotic prevention study: A randomized controlled trial."Scientific Reports. 2021.

納豆の賞味期限、何日まで過ぎても大丈夫そう?

納豆の独特なニオイは発酵によるものであり、腐敗とは異なります。そのため、賞味期限を多少過ぎたからといって、すぐに食べられなくなるわけではありません。

ただし、納豆菌以外の雑菌が付着すれば傷むこともあります。いつもと違う刺激臭や酸っぱいニオイがする場合は、食べるのを避けましょう。

メーカー各社は、風味が損なわれることを理由に、賞味期限内に食べることを推奨しています。安全と美味しさの両方を考えると、できるだけ期限内に食べきるのが望ましいでしょう。

納豆の賞味期限切れ、何日過ぎても大丈夫?食べたら危ない腐敗サインとは[管理栄養士監修]

納豆は冷凍できる?納豆菌やナットウキナーゼなどの栄養は壊れないのか

納豆は冷凍保存が可能です。パックのまま保存袋に入れて冷凍庫で保存し、食べるときは冷蔵庫に移して自然解凍するのがおすすめです。

納豆菌は冷凍によって死滅することはなく、活動が一時的に抑えられるだけと考えられています。解凍後は再び活動できるため、冷凍保存しても納豆菌そのものが失われるわけではありません。

また、ナットウキナーゼも一般的な家庭での冷凍保存で大きく失活するとは考えにくいものの、保存期間や解凍方法によって活性が変化する可能性もあるため、長期保存や繰り返しの解凍は避けた方がよいでしょう。

ただし、電子レンジで急激に加熱解凍すると、熱に弱いナットウキナーゼの働きが落ちてしまう可能性があるため、自然解凍を選ぶとよいでしょう。

納豆の栄養と効果的な食べ方。ダイエットにいい?食べ過ぎるとどうなる?高タンパク質な食べ合わせも解説[栄養士監修]

監修者プロフィール

金沢駅前内科・糖尿病クリニック院長
小倉 慶雄先生

所属学会
日本内科学会 認定医
日本糖尿病学会 専門医
日本抗加齢医学会 専門医
日本腎臓学会
日本内分泌学会

経歴
平成21年3月 金沢医科大学医学部医学科卒業
平成21年4月 杏林大学病院 初期臨床研修医
平成26年1月 金沢医科大学病院 糖尿病・内分泌内科学教室
平成30年4月 金沢医科大学病院 助教
平成30年9月 金沢医科大学大学院医学研究科 博士課程修了
令和3年1月 金沢医科大学病院学内講師
令和5年6月 Gran Clinic(石川県金沢市)院長
令和6年10月 金沢駅前内科・糖尿病クリニック(石川県金沢市)院長
※自由診療部門は自由診療部門Granとして併設

受賞歴
日本抗加齢医学会研究奨励賞(2018年度)

<Text:外薗 拓 Edit:編集部>

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