プロテイン、こんな飲み方は逆効果!ライザップトレーナーが解説
ボディメイクに勤しむトレーニーたちが疑問に思っていることをピックアップし、専門家にぶつける本企画。今回は筋トレ時に欠かせない「プロテイン」の飲み方について、業界最大手のパーソナルトレーニングジム「RIZAP(ライザップ)」のトレーナーが解説します。
Q. 体脂肪を減らし、筋肉を増やすために、トレーニング後にプロテインドリンクを飲んでいます。プロテインを飲むとき、避けたほうがいい飲み方などあれば教えてください。
A.摂りすぎると脂肪として蓄積されてしまう可能性があります。飲むタイミングは筋トレ後、間食がおすすめです。
主要成分がタンパク質のプロテインは、例えるなら“栄養を詰め込み、飲みやすくしたお肉・魚”です。
プロテインは飲みものであるため、身体の中ですばやく消化・吸収が行われます。ビタミンなども入っているものが多く、栄養バランスよく摂取することができます。
一方で、プロテインの摂りすぎもよくありません。1日の摂取量は“自身の体重×1.5g”程度(例えば、65kgの場合は、65×1.5g=97.5g)のたんぱく質量を目安としましょう。
お肉や魚にもたんぱく質は含まれているので、食事と一緒にプロテインを飲んでしまうと、1食あたりのたんぱく質が過多となり、栄養として吸収しきれず、脂肪として蓄積されてしまう可能性があります。
飲むタイミングとして1番のおすすめは筋トレ後です。運動をしない日は、間食としていただくのがよいでしょう。
[プロフィール]
管野翔太(かんの・しょうた)
2012年RIZAP入社。RIZAPトレーナーの教育長としてRIZAPメソッドの構築やスタッフ教育に関わると共に、オリンピック選手やトップモデルなどを中心にパフォーマンスとボディメイクをサポートしている。 現在はサッカーJリーグ湘南ベルマーレの専属トレーナーおよび、RIZAPアスリート専門施設RIZAP Lab.の責任者としてアスリートのサポートを中心にRIZAPメソッドの進化に携わる。
取材協力
RIZAP株式会社
公式サイト https://www.rizap.jp/
<Text:編集部>