【プロテインバー21選】ダイエット、筋トレなど効果別に比較!低糖質、低脂質、低カロリー…どれがいいの? (2/2)
ソーセージタイプ:魚肉ソーセージのような形状、食感のタイプ
甘いものが苦手な人にはうれしい“甘くない”タイプのプロテインバー。最近では、ちくわタイプやカニカマタイプなどもあり、今後の動向を注目したいカテゴリー。
<実食検証㉑>
▶丸善 プロフィットささみプロテインバー レモンフレーバー(2本入り)
プロテインバーの概念をぶち壊した⁈ ソーセージタイプのプロテインバーを作ったのは、「チーかま」を開発したことで知られるメーカー、丸善。
おやつにも酒のつまみにも、料理にも使える画期的な発想だ。ほんのりレモンの香りと味で、万人に食べやすいうす味。1本で65gのたんぱく質が摂取できる。
■内容量(1袋2本入):130g(65g×2) ■購入価格&購入場所:216円/コンビニ
《栄養成分表示(1本あたり)》
エネルギー:70cal/たんぱく質:11.0g/脂質:0.5g/炭水化物4.6g/食塩相当量:1.2g/カゼイン:10.4g/ホエイプロテイン:3.9g/大豆プロテイン:1.2g
※購入価格は税込み価格(2020年9月現在)、購入場所のコンビニは、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、ドラッグストアはマツモトキヨシ、ココカラファイン、ツルハドラッグ、フィットネスショップはウーマンズシェイプジム、ゼビオの各店舗です。
目的別プロテインバーの選び方
バルクアップのためのトレーニングをする筋トレ民や、ランニング、ダイエット、美容と健康など、プロテインバーは目的にあわせて選ぶのがおすすめです。
それぞれの目的にあったプロテインバーの選び方を、管理栄養士の佐藤樹里さんにお聞きしました。
◎バルクアップを目指す筋トレ民
タンパク質重視で、ローファットの食事方法を取り入れている筋トレ民が多いので脂質が少ないものを選ぶとよいでしょう。
◎ランナーの栄養補給&疲労回復
疲労回復にはたんぱく質のほかにビタミンB群、炭水化物、ビタミンCなどが大切です。糖質やタンパク質だけでなく、ビタミン類などがバランスよく入っているものがよいでしょう。
糖質が抑えめで、かつナッツなどの含まれているものもよいと思います。ナッツにはビタミンEなどの抗酸化作用もあるため美容にもよいです。
◎ダイエット効果をサポートする
血糖値の急上昇を防ぐために食物繊維入りまたは、低糖質のプロテインバーを選ぶのがよいですね。また、食事からのたんぱく質摂取不足を補うためにも、プロテイン含有量が高めものもよいと思います。
◎お肌プルプル、髪ツヤツヤ美容と健康
糖質が抑えめで、かつナッツなどの含まれているものがよいでしょう。ナッツにはビタミンEなどの抗酸化作用もあるため美容にもよいです。
いつ食べるのが効果的? プロテインバーの摂取タイミング
いつでもどこでも食べられることがプロテインバーの醍醐味。それぞれの目的にあった食べるタイミングはいつ? 摂取タイミングについても伺いました。
「プロテインバーは、補食のひとつとして捉えていただければと思います。摂るタイミングとしては、筋トレやランニング練習の前後で食事をきちんと食べる時間がないときなどがよいと思います。また、美容やダイエット目的の方は、小腹がすいたときなどにチョコレートなどのお菓子の代わりにプロテインバーを摂取するのがおすすめです」(佐藤さん)
食事でのたんぱく質不足や、トレーニング効果を高めるために手軽に食べることができるプロテインバー。手軽だからこそ、賢くプロテインバーを利用したいですね。
とはいえ一日に何本も食べ過ぎては逆に健康・美容に悪いので、あくまで補食としての活用がおすすめです。
監修者プロフィール
佐藤樹里(さとう・じゅり)
管理栄養士。フィットネスクラブにて水泳インストラクター兼管理栄養士として勤務後、フィリピン留学を経てカナダ・バンクーバーへ渡航。現地のブランチレストランでカナダ人のシェフと共にシェフアシスタントとして働く。帰国後はアスリート向けの食堂と老人ホーム厨房でのWワークを経てスポーツ栄養系健康会社に転職。その後、「アスドリファクトリー」代表として独立。好きな食べ物:チャーハン。趣味:チャーハンめぐり・筋トレ
【公式Twitter】 http://twitter.com/jurijapan1
<Text:京澤洋子(アート・サプライ)>