フィットネス
ヘルス&メンタル
2020年12月27日

「筋肉太り」って本当にある?見分け方は?メガロストレーナーが解説

 ボディメイクに勤しむトレーニーたちが疑問に思っていることをピックアップし、トレーナーにぶつける本企画。今回は筋トレのやり方や筋肉のつけ方によって、太って見えてしまう「筋肉太り」について、考えられる原因や対策をスポーツクラブメガロスのトレーナーに聞いてみました。

Q.筋肉太りとは何ですか?本当にあるのですか?原因と避けるコツも知りたいです。

A.体型の見栄えが悪い「筋肉太り」。なりたいカラダをしっかりイメージし、バランスや負荷量を調整する必要があります。

  まず筋肉太りに関してですが、この症状に関しての明確な定義はありません。しかしながら多くの方、特に女性が感じることが多いようです。

 トレーニングに一生懸命励んで、さあ綺麗なボディラインを手に入れるぞとイメージしていたのに、引き締めたい部分が逆に太くなってしまい、見栄えが悪くなることからこのような名称がついていることがほとんどです。

 筋肉太りの代表的な原因として、2つ挙げられます。

1.姿勢バランスや関節の動きが歪んだり偏ることで、一定の箇所に負担が集中し、筋肉が異常に発達してしまい見栄えが悪くなる

2.大きな筋肉ばかりに負担をかけることで姿勢を保持する筋肉がしっかりと作用せず、バランスが悪くなりボディラインが崩れる

 上記のような状態にならないためには、最初に理想のカラダをしっかりとイメージし、どのようにトレーニングをしていくべきかを専門トレーナーのアドバイスも含めて構築することが重要です。

 個人で憧れるボディラインは違います。そのため、トレーニング方法も千差万別です。カラダのバランスや負荷量を調整してトレーニングをしていくことが、最初の重要な第一歩になります。

[プロフィール]
繪村篤史(エムラ・アツシ)
メガロスゼロプラス恵比寿(フィットネス事業部パーソナル課)に所属。社内パーソナル教育担当。社内テクニカルライセンスアドバイザー。

 記事協力
・スポーツクラブメガロス
・公式サイト https://www.megalos.co.jp/

<Text:編集部/Photo:Getty Images>