ヨガインストラクターはどんな食生活を送ってる?1日の食事メニューを聞いてみた (1/2)
大人の習い事として人気のヨガ。健康や美容に関心の高い女性だけでなく、男性からのニーズも高まっています。そんなヨガの気になるギモンや悩みをピックアップし、専門家にぶつける本企画。
今回は、ヨガインストラクターの食生活について。ヘルシーなイメージがあるヨガ講師ですが、どんな食事メニューが多いのでしょうか。全米ヨガアライアンス認定アカデミーFIRSTSHIPの講師リーダー兼スタジオディレクターの藤井誠さんに聞いてみました。
Q. ヘルシーなイメージのあるヨガインストラクターさんですが、普段はどんなものを食べているのでしょうか?通常日とヘルシー日の食事メニューが知りたいです。
通常日
朝メニュー
コーヒー、バナナ、はちみつ、グラノーラ、豆乳ヨーグルト、青汁
朝はプチ断食の時間だと考えており、コーヒーとはちみつ+上記メニューからいくつかチョイスして食べています。朝はあまりお腹が空かないこともあり軽めの内容で済ませるか、ときには朝食を食べないこともあります。
自分なりのこだわりを持って食しているものも多く、たとえば、乳製品は私の身体には重く感じるので、代替ミルク(アーモンドミルクなど)や豆乳のヨーグルトを選択しています。
カフェインはその刺激や中毒性がクローズアップされ、避ける方も多いと思いますが、
一方でポリフェノールの含有量の多さやカフェインによる神経系統への活性化というメリットもあります。そのため、個人的にはカフェインにネガティブになりすぎず、1日に1~2杯程度、日中のみ飲むように心がけることで、バランスが取れているなと感じます。
はちみつは加熱処理をしていないものを生で食べるようにしており、青汁は、個包装になっているドライなものを摂ります。LAVAで商品開発された「グリーンクレンズ」をリンゴジュースで割って飲むことも。
昼メニュー
お弁当持参
週5日間フルタイムで働いているので、すべてを朝に手作りするという理想は手放しています。基本的には、作り置きのおかずと胚芽米をお弁当箱に詰めることがほとんどです。時間的に余裕のないときには、無添加の冷凍食品なども活用しています。
玄米は消化するのに時間がかかり、自分のカラダにはあまり合わないように感じるため控えています。また、白米は糖質が多く、血糖値の上昇も気になるので、その両方の間をとって胚芽米を選択しています。
とは言え、すべて胚芽米というわけではなく、たまに白米を食べるときもあるのですが、そのようなときには必ず、キヌアや押し麦などの雑穀を混ぜて炊いています。LAVAの「キヌアライス」を白米や胚芽米にいれるのがお気に入りです。
夜メニュー
スモークサーモン、サラダや野菜料理、豆腐やこんにゃく、キムチやザワークラウトなど発酵食品またはスープやお味噌汁など
早い時間(21時まで)に夕食を取るときには、動物性タンパク質を取ることがあります。
それ以降の場合は控えています。夜のレッスンや授業を担当し、夕食が21時以降になることもあるため、そのようなときは、サラダや野菜料理を食べるようにしています。
また、豆腐やこんにゃくが好きなので頻繁に食卓にあがりますし、腸内環境を良好に保つため、キムチなどの発酵食品も食べています。
間食メニュー
ナッツ、ドライフルーツ、甘酒
お米やパン、パスタなどの炭水化物を取るのは1日1回にしています。また、消化器系への負担を軽減するために、グルテンフリーの食材を選択するように心がけています。
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