風邪でのどが痛いときにおすすめの食べ物、控えたい食べ物|マッスルデリ管理栄養士が解説 (2/2)
香辛料
生姜の紹介時にも少し触れましたが、喉の調子がよくない時は、唐辛子やからし、わさびなどの刺激物を使うのは避けるようにしましょう。
香辛料には、カラダを温めたり殺菌効果などが期待できますが、喉の調子がイマイチなときに食べると、刺激を与えて乾燥や炎症が悪化する可能性があります。
すっぱいもの
香辛料と同様、酸味の強いものは刺激物となり得るので、体内の粘膜にダメージを受けやすくなります。レモン果汁を薄めずそのまま飲む行為や、お酢を大量に使う料理などはできるだけ避けたほうがいいでしょう。
極端に熱い・冷たいもの
熱すぎるものはやけどにつながり、のどの粘膜がダメージを負う可能性があります。のどが火照っている場合や、炎症がある場合は冷たいものも有効ですが、キンキンに冷たいものを大量にとると、胃腸も冷えて動きが滞りやすくなります。
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のどの不調がカラダ全体の不調へ進行しないよう、今回の内容も参考にしながら、日頃から食事・運動・睡眠管理をしっかりと行って健康な毎日を過ごしましょう。
[プロフィール]
瀧川みなみ(たきかわ・みなみ)
株式会社Muscle Deli管理栄養士、調理師。青山学院大学文学部卒業後、専門学校で調理師、食生活アドバイザー、栄養教諭を取得。専門学校卒業後は大手外食企業で働きながら管理栄養士を取得。接客、店舗管理、副料理長を務めたのち本社の商品企画・開発部門でデザートメニューの商品開発をおこなう。その後、クラウドレストランを運営するベンチャー企業に転職し、8ブランドの立ち上げを実現。より多くの人に向けて体・健康づくりの手伝いがしたいと思い、Muscle Deliに入社。商品開発、栄養指導、レシピやコラム作成等を担当。プライベートでは料理教室や食事に関するセミナーなどのイベントを主催。
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<Text:編集部/Photo:Getty Images>