スクワット
フィットネス
2025年8月22日

スクワット効果がすごいと思い知らされる「超ハード」なスクワット10連チャン

ここまでスクワットで鍛えられるとは…。スローで動く、キープする、深くしゃがむ、ジャンプするなどのバリエーションで、下半身を徹底的に鍛える10種目を紹介します。痩せたい人にこそ挑戦してほしいチャレンジメニューです。

実はスクワットがダイエットに効果的なのは、下半身に全身の筋肉の大部分が集まっているから。大きな筋肉を動かすことで消費カロリーが高まり、基礎代謝も上がって脂肪を燃やしやすい体に変わっていきます。

フィットネスランニングトレーナーとして活躍する鳥光健仁さん監修のもと、トライアスロンや自転車競技などで活躍しているMIHOさんが、正しいやり方・フォームを動画で解説します。

1.スロースクワット

スロースクワットの効果

ゆっくり動作することで筋肉への負荷が増し、太ももやお尻の筋肉を効率よく刺激できます。脂肪燃焼を高めながら、筋持久力アップや基礎代謝の向上にも効果的です。

正しいやり方

1. 脚を肩幅に開き、胸の前で腕を組む

2. 膝がつま先よりも前に出ないようお尻を引いていく

3. 約5秒かけて、太股と床が平行になるぐらいまで膝をゆっくりと曲げていく

4. 約5秒かけながら約40度の角度まで膝を伸ばす

実施回数

5回

効果を高めるポイント

・膝はつま先よりも前に出さない

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2.コサックスクワット

コサックスクワットの効果

左右に体重を移動しながら片脚ずつ鍛えることで、太ももやお尻をバランスよく引き締められます。特に内ももや股関節まわりに強く効くため、柔軟性の向上や下半身のラインづくりに効果的です。ストレッチ要素も含まれるので、可動域を広げながら脂肪燃焼をサポートします。

正しいやり方

  1. 両足を広めに肩幅よりも大きく開く
  2. 片足の膝を伸ばしながら、反対側の足をしっかり曲げてしゃがむ
  3. 手は前に伸ばすか、腰に当てる

 

実施回数

30秒×3セット

効果を高めるポイント

・曲げた足のかかとは、できるだけ浮かないように
・上半身は力まず、下半身に負荷をかける
・ストレッチを感じながら、深く丁寧に 

鍛えられる部位

・大腿四頭筋
・臀筋
・股関節屈筋群 etc…

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3.耐久スクワット

耐久スクワットの効果

下半身を一定時間キープすることで、大腿四頭筋や内ももを強力に刺激します。脚の引き締めはもちろん、体幹も同時に鍛えられるため、姿勢改善や体の安定性向上につながります。

正しいやり方

1.足をハの字に開く

2.腰を深く落としてその状態でキープ

実施回数

30秒

効果を高めるポイント

・膝がつま先よりも前に出ないように
・背筋は丸めずに伸ばす

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4.スプリットスクワット

スプリットスクワットの効果

前後の足で体を支えるため、下半身をバランスよく鍛えられます。特にお尻や太もも裏に効きやすく、脚長効果や美脚づくりに役立ちます。基礎代謝を上げて痩せやすい体づくりにも効果的です。

正しいやり方

  1. 背筋を伸ばして足を前後に大きく開く
  2. 両膝を曲げながら、腰を落としていく
  3. 膝を曲げて、地面ギリギリまで腰を落としていく

 

実施回数

左右15回ずつ×3セット

トレーニングのポイント

・足を大きく開くと、膝がつま先より前に出にくくなる
・背筋が丸まったり、腰が反りすぎたりしないように

鍛えられる部位

・大腿四頭筋
・ハムストリングス
・臀筋
・内転筋 etc…

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5.ワイドスクワット

ワイドスクワットの効果

太もも内側の内転筋に強く働きかけるため、内ももの引き締めに最適です。ヒップアップや骨盤の安定にもつながり、女性らしい下半身ラインを整える効果が期待できます。

正しいやり方

1. 肩幅よりも広めに、外に約45度向けて足幅を取る

2. 直立した姿勢で、胸の前で腕を組む

3. 腰はゆっくりと下げていく

4. 太ももが膝と平行になるまで下げていく

実施回数

15回×3セット

効果を高めるポイント

・膝が内側に入らないようにする
・太ももが床と平行になるまで下げる
・目線は下げないように前を向く

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6.ワイドジャンプスクワット

ワイドジャンプスクワットの効果

スクワットとジャンプを組み合わせることで高い消費カロリーを実現。瞬発力や持久力を養いながら、下半身の脂肪燃焼に直結します。有酸素的要素も含むので痩せたい人におすすめです。

正しいやり方

  1. 足は肩幅よりも少し大きく「ハの字」に開く
  2. 足を開いたままジャンプする
  3. 着地した時に、お尻を膝より下に落とす
  4. この上下のジャンプを繰り返す

 

実施回数

20秒×3セット

トレーニングのポイント

・足幅が狭くならないように
・着地のときは、足の裏全体で地面を踏む
・疲れてきても最後目で丁寧に

鍛えられる部位

・大腿四頭筋
・内転筋
・ハムストリングス
・臀筋 etc…

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7.ナロースクワット

ナロースクワットの効果

脚を閉じて行うことで、大腿四頭筋の前側を集中的に刺激します。太ももをスッキリと引き締める効果があり、姿勢改善や膝周りの安定にも役立ちます。

正しいやり方

1. 腕は前で組むか伸ばしてバランスを取り、脚は閉じる

2. 太ももが床と平行になるまで腰を落とす

3. 上半身の姿勢を保ったまま、元の位置に戻る

実施回数

10回

効果を高めるポイント

・足が開く人はタオルやクッションを足に挟む
・上下の動きは反動をつけず丁寧に行う

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8.ウィンドミル・ジャンピングスクワット

ウィンドミル・ジャンピングスクワットの効果

ジャンプ動作と体幹のひねりを組み合わせることで、下半身だけでなく体幹やバランス力も同時に強化できます。心拍数が上がるので脂肪燃焼効果が高く、全身引き締めに最適です。

正しいやり方

1.足を前後に開いて立つ

2.ジャンプしながら足を交互に入れ替える

3.着地の際に両膝を曲げながら片手で地面をタッチし、反対の腕でバランスをとる

実施時間

30秒

効果を高めるポイント

・前の膝がつま先から出ないようにして、後ろの膝はギリギリ地面につかない位置で止める
・両足で同時に着地すると効果的
・背中が丸まらないように、頭からお尻まで一直線を意識
・目線はナナメ前に向けて、真下は見ない
・背中が丸まってしまいそうなら、手は地面につけなくてもOK
・ジャンプの高さは、自分に無理のない範囲でOK

鍛えられる筋肉

・大腿四頭筋
・大臀筋
・ハムストリングス etc…

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9.スクワット&カーフレイズ

スクワット&カーフレイズの効果

スクワットで太ももやお尻を鍛えつつ、カーフレイズでふくらはぎを強化できます。下半身全体を引き締めるだけでなく、血流促進やむくみ解消にも効果的です。

正しいやり方

1.肩幅より少し広く、つま先を少し外に開いて立つ

2.お尻が膝の高さに来るまで下げて戻す

3.戻すときに、ふくらはぎを意識してかかとを高く上げる

4.この動作を繰り返す

実施回数

20秒

トレーニングのポイント

・胸を張って、体が前に傾きすぎないようにする
・両手を胸の前で軽く握るか、腕を組む
・できるだけ動き続ける  

鍛えられる筋肉

・大腿四頭筋
・ハムストリングス
・内転筋
・大臀筋
・腓腹筋 etc…

10.サイドキックスクワット

サイドキックスクワットの効果

スクワット動作と横へのキックを組み合わせることで、お尻や太ももに加えて股関節周りの筋肉も強化できます。脂肪燃焼効果に加え、キック動作でウエスト周りの引き締めにもつながります。

正しいやり方

1. 肩幅よりも広めに足を開く。

2. 膝を曲げて腰を落とす。

3. 真横へキックしてスクワット姿勢に戻り、左右交互に繰り返す。

実施回数

10回×3セット

効果を高めるポイント

・膝を伸ばしきって力強くキックする
・腰を落とすことより、真横へのキックを強く意識する

鍛えられる筋肉(場所)

・臀部
・内転筋
・大腿四頭筋
・腸腰筋 etc…

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腹筋2週間で変わる!スクワット12種類、毎日やると「下半身バキバキ」に!

監修・トレーニング指導

鳥光健仁(とりみつ・たけのり)

フィットネスランニングトレーナー。1991年生まれ、千葉県出身。出張パーソナルトレーナー、SUUNTO 5 アンバサダー、VX4アドバイザリー、(株)BOOSTマネジメント契約、HOKA ONE ONE サポート。
(株)BOOST(https://boost-inc.jp/)マネジメント契約、故障せずに年間7000kmを走破する男を合言葉に、積極的にランニングを行っている。

出演者プロフィール

MIHO(みほ)

市民アスリート。トライアスロン、トレイルランニング、マラソン、スパルタンレース、筋トレが大好き。フルマラソン自己ベストは3時間0分18秒。1児の母。
■ Instagramアカウント → @mip0000

<Edit:MELOS編集部>