有酸素スクワットで筋肉は落ちる?筋トレ効果との違い
脂肪を効率よく燃やせる「有酸素スクワット」。脂肪を燃やすということは、もしかして筋肉が落ちてしまうのでしょうか。
結論から言うと、有酸素スクワットで筋肉がすぐに落ちることはありません。ただし、筋肥大を目的とした高負荷のスクワットとは、筋肉への刺激の種類や得られる効果が異なります。
「スクワットを有酸素運動にするやり方」記事をもとに、筋トレ効果との違いをわかりやすく解説します。
有酸素スクワットで筋肉は落ちるのか?
結論から言うと、有酸素スクワットによって筋肉が急激に減ることはありません。スクワットは自重であっても下半身や体幹の筋肉を使う運動であり、有酸素運動として行っても筋活動は継続します。
ただし、高重量を扱う筋トレとは刺激の方向が異なり、筋肉を大きくするというより、引き締めや持久力向上に向いた負荷になります。
筋トレとしてのスクワットとの違い
筋トレとしてのスクワットと有酸素スクワットでは、目的と負荷のかけ方が異なります。違いを整理します。
筋トレ目的のスクワットは筋肥大向き
筋トレとして行うスクワットは、高負荷で短時間に強い刺激を与えるのが特徴です。筋肉に大きな負荷をかけることで筋肥大や筋力向上を狙います。回数は少なめで、動作の速さよりも負荷の大きさが重視されます。
有酸素スクワットは引き締め向き
有酸素スクワットは低負荷で一定のテンポを保ちながら動き続けることで、心拍数を高めた状態を維持します。筋肉を使い続けながら脂肪燃焼や持久力アップを狙えるのが特徴です。筋肉を大きくするというより、全体を引き締めたい人に向いています。
有酸素スクワットでも筋肉が使われる理由
有酸素スクワットでも、下半身や体幹の筋肉は繰り返し使われます。負荷は軽めですが、動きを止めずに続けることで筋活動は維持されやすくなります。

スクワットは太ももやお尻だけでなく、姿勢を支える体幹や背中の筋肉も同時に使う全身運動です。複数の筋肉が連動するため、有酸素運動として行っても筋肉への刺激が完全に失われることはありません。
筋肉を落とさずに有酸素スクワットを行うコツ
有酸素スクワットでは、一定のテンポを保って動きを止めないことが大切です。下げ3秒、上げ2〜3秒を目安に呼吸を止めず続けることで、心拍数を保ちながら筋肉も使い続けやすくなります。
やり過ぎる必要はなく、1〜2分動き続けられる強度を目安にすると、脂肪燃焼と筋肉維持の両立がしやすくなります。
具体的な回数やテンポ、動作のポイントについては、以下の専門家監修「スクワットを有酸素運動にするやり方」記事で詳しく紹介しています。
<Edit:MELOS編集部>
1~2分動けばOK!スクワットを有酸素運動にするやり方










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