ウェルネスフード
2024年7月31日

胃の調子がよくないときの対処法&消化がいい食べ物は。管理栄養士が解説 (1/3)

 体を鍛えている筋トレ民も、細くなりたいダイエット民も、時には食べすぎ、飲みすぎることもあるでしょう。どうやったらリカバリーできるのか。ボディメイクを食事面からサポートする「Muscle Deli(マッスルデリ)」の管理栄養士・瀧川みなみさんに、よくあるギモンを聞いてみました。

 食生活の乱れやストレス、体調の変化で胃の調子が悪いとき。なるべく胃に負担がかからない、消化のよい食材をいただきたいものです。どんな食べ物が挙げられるでしょうか。また、おすすめの食事メニューは。

Q.胃の調子がいまいち良くないときに気をつけたい食事ポイントと、おすすめの食べ物を教えてください。

A.低カロリーで低脂質の温かいものをよく噛んで食べましょう。

 胃の調子が悪い原因として、疲労やストレス、かぜ・胃潰瘍などの病気などが挙げられます。今回は、そのなかでも胃そのものの病気以外からくる不調の場合についてお話していきます。

胃の不調時の食事ポイント

1.よく噛んで食べ、食べすぎない
2.低カロリーで消化によく、常温以上のものを摂る
3.刺激物の摂取のしすぎに注意する
4.アルコールなどを控える

胃をはじめとした消化器官に不調を感じるときは、消化よりも回復にエネルギーを集中させるため、上記の4点を意識してお食事されると良いでしょう。

まず1の「よく噛んで食べ、食べすぎない」と、2の「低カロリーで消化によく、常温以上のものを摂る」について。

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