インタビュー
2017年10月4日

武井壮も絶賛の美ヒップ!「自分の体にリミットはないなって」。モデルの宮河マヤさん(前編)【筋トレ女子 #3】 (1/2)

 日々ワークアウトに励み、しなやかな筋肉がついた美ボディをSNSを通して発信する女性たちが増えている。この企画では、そんな女性たちを「筋トレ女子」と呼びトレーニングの魅力や体を鍛えはじめたキッカケに迫る。

 第3回は、宮河マヤさん。オランダ人の父親と日本人の母親を持つ彼女は、幼い頃からモデルとして活動し、今も雑誌『vivi』『an・an』などでモデルを務めているほか、タレントとしても活躍している。以前から彼女のInstagramにアップされる美ボディは男女問わずから注目されていたが、今年5月、元陸上選手の武井壮さんが彼女のヒップを褒め称えるコメントを記載してシェアしたことにより、一層注目を集める。そして8月にはベストボディ・ジャパン2017前橋大会で準グランプリを獲得し、日本大会出場を決め、ますます注目が集まっている彼女に、トレーニングに取り組む理由を伺った。

昔好きな人の存在が“美ヒップ”誕生のきっかけ

 宮河さんは幼い頃からスポーツ万能で、特にバレーボール、水泳、クロスカントリーなどを積極的に行っていた。

「インターナショナルスクールに通っていて、学校の部活にクロスカントリーがあったんです。根岸公園2周、7kmくらいの距離を走っていました。タイムも速くて、女子の部門ではだいたい勝ってましたね。家に金メダルがずらっと飾られています。水泳も、200m個人メドレーで14歳くらいのときに目黒区のチャンピオンになったことがあります。まあ目黒区なので、そこまで……という感じですけど(笑)」

 16歳まで10年間続けていた水泳だが、本気で取り組んでいたことで脚が太くなり、モデルの仕事に支障が出てしまう。

「モデルのお仕事を続けたかったので、水泳は辞めたんです。でも、辞めたら見事に10kg太ってしまって、事務所からクビ宣告が出て……。それから1ヶ月半で、今では絶対におすすめできませんが、断食をして体重を落としました。でもそれがたたって、多いっきり顔がコケてしまったんです。筋肉とか何もなくて、棒みたいな体になってしまって。無理なダイエットは本当によくないなって思いました」

 スリムな体を再び手にした反面、無理なダイエットの危うさを実感した宮河さんは、当時好きだった人の存在がきっかけでトレーニングを決意する。

「当時好きだった男性が大のお尻好きな人だったんです(笑)。なのでお尻に自信をつけるために20歳の頃ジムに入会してトレーニングを始めました。気がついたら、トレーニングをすること、自分のお尻を美しくすることに情熱を燃やすようになっていたんです。ネットでいろんな人のビフォーアフターを検索して、トレーニングすれば誰でも変われるってことを知って。それも励みになりましたね」

 ジムに通い出してから半年ほどで自分の体の変化を感じたと話す宮河さん。特に大きく意識が変わったのは、「ここ数年」だという。

1 2