インタビュー
2018年8月28日

私がサイクリングも旅行もできる“輪行”にハマったワケ。モデル広瀬未花のスポーツ生活(前編) (1/3)

 ヨガインストラクターの資格を持つモデルとして雑誌や広告で活躍する広瀬未花さん。土曜朝の旅番組「朝だ!生です旅サラダ」ではハードな海外ロケをこなし、プライベートでは思い立ったら自転車で湘南まで行ってしまうというアクティブな一面も持っています。ヨガに自転車、ゴルフ、キックボクシングなど、幅広いエクササイズを趣味とする広瀬さんのスポーツライフに迫ります。

ヨガやカバディを授業で習った高校時代

――以前はフラワーアレンジメントの仕事をしていたそうですね。そして現在はヨガインストラクターの資格を持ち、さまざまなスポーツを楽しんでいる広瀬さんですが、子どものころからスポーツに親しんでいたのでしょうか?

幼少期から身体を動かすのが好きでした。当時から、なにかひとつを集中して突き詰めるというより、いろいろなスポーツに挑戦するのが好きだったんです。私が通っていた高校は授業にヨガを取り入れていて、それがヨガとの出会いでした。

――高校の体育でヨガを習うとは珍しいですね。

ヨガ以外にもカバディをやったり、本当に珍しいですよね(笑)。子どものころからダンスやテニスを習ってきたけれど、高校時代は新しいスポーツに触れ合う機会が多かったんです。

――ヨガインストラクターの資格はいつ取得されたんですか?

26歳のときですね。最初はダイエット目的だったのですが、次第にメンタル面にもいいなと思って続けるようになって。インストラクターの試験は座学と実技に分かれています。座学はヨガの歴史や人体の構造、解剖学など。実技ではヨガのポーズ、アーサナというのですが、それの試験ですね。最短で半年くらいあれば取得できます。

――メンタルにもいいと言いますと、瞑想などですか?

そうですね。やっぱり自分を見つめ直す時間は必要です。最初のころはどうしても雑念がよぎってしまって苦手だったけど、続けていくうちに瞑想が心地よく感じるようになって。座禅と一緒ですね。思考を停止することで頭を真っ白にするんです。慣れてくると5分なんかあっという間に過ぎて、頭も身体もスッキリできます。

私って、人と気持ちを共有することが好きなんですよ。今はヨガを教える立場でもあるので、瞑想でみんなと一緒に心を落ち着かせて気持ちよさを共有できる。それがうれしいですね。

――日常生活ではどんなシチュエーションで瞑想をするんですか?

私が好きなのは夜の10時~11時の時間帯です。入浴後に部屋を暗くしてキャンドルをたいて、その中でやります。一応、瞑想にも推奨する時間帯があって。朝の6時と夕方の4時がおすすめの時間帯ですが、朝の出勤前にやったり、私のように就寝前に静かな空間でやったり、人それぞれです。

――インストラクターとしては、どんなときに教えているんですか?

今は基本、企業からお声がけをいただいたときに講師として皆さんにレクチャーしています。ヨガウェアのブランドのイベントとコラボしたり、先日も座面が縦横に動くイスの上でヨガをやってみたり、スポットでの活動がメインです。

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