インタビュー
2018年8月28日

私がサイクリングも旅行もできる“輪行”にハマったワケ。モデル広瀬未花のスポーツ生活(前編) (2/3)

ノリだけで都内~湘南をロードバイクで疾走

――ロードバイクにも乗っているとお聞きしました。

ロードバイクは20代前半から乗っています。都内から湘南まで行って帰ってきたり、自分のバイクを輪行(※1)させて軽井沢まで行って、現地で乗って楽しんだり。旅とサイクリングを楽しむようにしています。

(※1)自転車を専用袋に入れて、電車やバス、飛行機などで移動すること

――都内から湘南まではそれなりの距離がありますよね。

最初はノリだったんですよ。知人と「横浜まで行こうか」という感じで出発して、夕方頃現地に着きまして。そのときは冬だったので赤レンガ倉庫にスケートリンクがあり、スケートで遊んで、そのまま一泊して。朝に帰る予定だったけどまだ余力があったから、そこから鎌倉まで行って、その流れで湘南にも行くという(笑)。鎌倉でしらす丼を食べて都内に帰って来ました。

――綿密に予定を立てるのではなく、本当に行き当たりばったり的な(笑)。今はどんな自転車に乗っているんですか?

ビアンキ(※2)です。カーボンフレームではないけど、街乗りにも長距離にも使える手軽なモデルです。ちょうど今買い換えようかなと考えていまして、トレック(※3)のもう少し本格的なモデルを狙っています。競技に出るとかではなくて、自転車は趣味として、旅と一緒に楽しみたいですね。

(※2)1885年創業、イタリアの老舗自転車メーカー
(※3)アメリカの高級自転車メーカー

――サイクリングと旅行を一緒に楽しむというスタイルはいいですね。観光もできて、運動もできる。

一時期、輪行にハマっていたときがありましたね。折りたたみ式の自転車を新幹線に乗せていろんな場所に行きました。慣れてくると自転車も5分くらいでたためるようになって。湘南まで自転車で行く元気がないときは、鎌倉あたりまで自転車を輪行させて周辺をサイクリングしたり。

――日本ではそれほど普及していない輪行も、海外では盛んですよね。

そうですね。海外ではバスにも乗せられますし。海外だったらニューヨークのロウアーエリアに気持ちよく走れるコースがあるので、そこを走ってみたいですね。ロードバイクではないけれど、ニュージーランドでマウンテンバイクに乗ったことがあります。アップダウンが激しい地形で、とてもエキサイティングだったのを覚えています。

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