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知っておきたい「ヨガ」と「ピラティス」の違い (1/3)

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「ヨガとピラティスって、どこがどう違うの?」という質問をよく受けます。似たようなウェア、似たようなポーズが原因で、そもそも同じものと思っている人も多いかもしれません。でも似ているようで、起源や目的などからまったく違うものなのです。ヨガとピラティスのやり方や効果の違いなども含め、詳しくご紹介していきます。

《目次》
・ヨガとピラティスそれぞれの成り立ち
・ヨガは修行、ピラティスはエクササイズ
・ヨガとピラティスでは呼吸法も違う
・実践する内容と効果の違い
・ヨガとピラティスどちらかを選ぶポイント
・【オススメ教室・スクール】ヨガ・ピラティスをやってみたいという方へ

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ヨガとピラティスそれぞれの成り立ち

【ヨガ】
 約4500年前の古代インドで発祥した、仏教などの修行法のひとつ。瞑想をしているような坐像が遺跡から発掘されたことで、その頃が起源とされています。飢えや戦い、病気などの苦しみから救われるための方法、悟りに至るまでの手段として「瞑想」が生まれたのです。ヨガのポーズ「アーサナ」は、そもそも瞑想のための座り方を意味します。その後、瞑想の坐法を補助するために、さまざまなポーズが確立されていきます。

【ピラティス】
 ドイツ人のジョセフ・ピラティスが、幼少期に自身の病弱な身体を改善するために考案したのがそもそもの始まりです。その後、第一次世界大戦で従軍看護師として看護にあたっていたことで、負傷兵が寝たままリハビリできるエクササイズへと発展。さらに1926年にピラティス氏がアメリカに渡り、そのエクササイズがニューヨークのダンサーに受け入れられたことが、現在のピラティスにつながっています。

ヨガは修行、ピラティスはエクササイズ

【ヨガ】
 人気のヨガのなかには、エクササイズとして行われているレッスンもあるためスポーツの一部として捉えている人も多いかもしれません。でも、修行のひとつとして始まったヨガは、そのポーズ「アーサナ」と呼吸法、瞑想で心と体を結びつけ、心身が最も安定した状態をつくることを一番の目的と捉えられています。心が安定した状態とは、簡単に言うと心が充実して「幸せ」を感じること。ヨガでは、そういった精神面を大切にしています。

【ピラティス】
 こちらは、根本がリハビリ用として生まれたもの。身体に負担をかけず、強くしなやかな筋肉をつけることを目的としたエクササイズです。なかでもお腹周りを中心に深層の筋肉を意識して鍛えること、骨盤や背骨、肩など骨格のゆがみや偏りを正しい位置へと整えることに重点を置いています。正しい姿勢へと導くことで、ケガをしにくい身体づくりにも役立ちます。

ヨガとピラティスでは呼吸法も違う

【ヨガ】
 さまざまな呼吸法がありますが、基本は腹式呼吸。お腹が小さくなるまで鼻から息をすべて吐ききり、鼻から息を吸ってお腹をふくらませていきます。肋骨の周りとお腹の境目にある横隔膜を大きく上下に動かしながら、意識的に呼吸を繰り返します。この意識した呼吸を「プラーナーヤーマ」といい、全身の気(プラーナ)の流れをコントロールしていきます。

【ピラティス】
 胸式ラテラル呼吸。鼻から息を吸って横隔膜が下がり、肋骨を縦横、上下とあらゆる方向に広げるようにします。胸の中にボールがあるようなイメージで、胸の前にも横にも背中にも、胸の隅々まで酸素で満たします。口から息を吐くときは、ふくらんだ胸のボールが小さくなっていくイメージで、おへそを背骨に近づけるように腹筋の力を使ってすべて吐ききります。

次ページ:実践する内容と効果の違い

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