フィットネス
2024年5月22日
【足が速くなる方法】速く走るための筋肉「腸腰筋(深腹筋)」の鍛え方 (1/2)
「速く走れるようになりたい」というとき、体のどこを鍛えるでしょうか。おそらく、足やお尻などが思い浮かぶ方は多いはず。もちろんそれらの筋肉も鍛えるといいかもしれませんが、足を速くするためにもっとも鍛えるべき筋肉は「腸腰筋(ちょうようきん)」、別名「深腹筋(しんふっきん)」です。
今回は、大人はもちろんのこと、小学生・中学生といった子どもにもおすすめの、家でできる腸腰筋の鍛え方とトレーニングメニューについて解説します。マラソンランナーのランニング練習にもオススメですよ。
腸腰筋とは
腸腰筋とは、上半身と下半身をつなぐ筋肉です。背骨の腰の辺りから始まる“大腰筋”と、骨盤の内側の上部から始まる“腸骨筋”が組み合わさっており、骨盤を通り抜けて太ももの内側についています。
この筋肉は「深腹筋(しんふっきん)」とも呼ばれ、おもに太ももを引き上げるために使われます。
アメリカをはじめとする海外の陸上短距離選手は腸腰筋がとても発達しており、この筋肉を鍛えるトレーニングもよく行われているようです。
一般的に、走るときは地面を蹴って速く進もうとするでしょう。しかし、その走り方では足が後ろに残ってしまうため、結果的に速く進めません。
それより、太ももを引き上げたフォームのほうが効果的です。そこで、腸腰筋が活躍することになるのです。
では、どのようにして腸腰筋を鍛えたらいいのでしょうか。
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