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  • 競技指導はコーチに任せ、親は子どもががんばれる環境をつくって見守りたい。元競泳日本代表・寺川綾(後編)|子どもの頃こんな習い事してました #30

競技指導はコーチに任せ、親は子どもががんばれる環境をつくって見守りたい。元競泳日本代表・寺川綾(後編)|子どもの頃こんな習い事してました #30 (3/3)

スポーツキャスターとして自分の経験を生かす

――今、習いたいことはありますか。

フラワーアレンジメントです。『報道ステーション』(テレビ朝日系)に2016年から出演させていただいていますが、スタジオに飾ってあるお花が定期的に変わって、前のお花は小さな花束にしていただけるんです。そのバランスがいつもとてもきれい。自分でお花屋さんでお花を買ってきても、家で飾ると「なんか違うな」となるので、フラワーアレンジメントを習いたいです。

――競泳選手としての経験は、水泳以外の競技についても報道するスポーツキャスターという仕事にどのように生きていますか。

取材させていただく選手の表情を見て「今はこれは聞いてはいけないな」「これを言われたら嫌だな」というのがすぐにわかるのは、選手の経験が生かされているように思います。しんどい時、苦しい時は自分も通ってきた道ですから。今だと「大会がなくなって心境は?」という質問が私はいちばん嫌です。そんなのどの選手もつらいに決まってるじゃないですか。でも、伝える側としては今だからこそ伝えるべきことなので、重い気持ちになりながらも質問しています。

――確かに、2020年は新型コロナウイルスの影響で子どもからトップアスリートまで多くのスポーツ選手が影響を受け、つらい場面が多かったと思います。

そうですね。子どもたちもアスリートたちも大会がすべてなくなって、練習すらできない時期もありました。ようやく大会が開けるようになって少しずつ前に進んでいるのを実感しています。でも、まだ無観客のことが多い。応援をしてもらってこそのスポーツという面もあるので、たくさんの方に安心して応援していただける日々が戻るように、今はできることはやっていくしかありません。

東京オリンピック・パラリンピックについては、選手たちが人生をかけてがんばっているということをよく知っているので、力を出し切る場はやはりあってほしいと思います。その一方で、「スポーツどころじゃないだろう」と思う方の気持ちもわかるので難しい。個人的には、2021年、開催できることを願っています。

[プロフィール]
寺川綾(てらかわ・あや)
1984年生まれ、大阪府出身。3歳で水泳を始め、水泳の名門校、近畿大学附属高校を経て近畿大学卒業。ミズノに入社。2004年、アテネ五輪200メートル背泳ぎ8位入賞。2009年、日本選手権では、50メートル・100メートル背泳ぎで日本新記録を出して優勝。2012年、ロンドン五輪100メートル背泳ぎで日本新記録を出し銅メダル獲得。2013年引退。現在はスポーツキャスターとして活躍。

<Text:安楽由紀子/Edit:丸山美紀(アート・サプライ)/Photo:小島マサヒロ>

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