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中華料理で紹興酒を呑みたい!おすすめの飲み方とメニューは?│特集:カラダにうれしい”酒とツマミ”の選び方

 酒を飲むことで起きる脱水、疲労回復の遅れ、体脂肪アップなどの症状を見ると、スポーツマンなら酒は控えた方がいいと考えるのは当然。でも、なかには「そんなこと知るか! スポーツを楽しみつつ酒も飲みたいんじゃ!」という方もいるのでは。

 そんな飲兵衛なスポーツマン&スポーツウーマンが居酒屋でチョイスしたいメニューをご提案するこのコーナー。今回は中華料理店にて、紹興酒に合わせたい料理をご紹介します。

今回のお店は神保町にある「八-HACHI-東京」

神保町駅から徒歩5分ほどにお店を構える「八-HACHI-東京」さんにご協力いただきました。リーズナブルで美味しい中華料理が味わえます。女性ひとりでも気軽に入れる店構えで、平日はワンコインランチも実施しています。

 今回のお酒は、中華と相性抜群の紹興酒。もち米と麦麹を原料とする醸造酒で、食欲増進や疲労回復のほかに、消化を助けてくれる効果もあります。たんぱく質やビタミン、多量の必須アミノ酸が含まれていて栄養価が高く、お酒の中では比較的低カロリー。常温で冷やして、が一般的な飲み方です。

▲今回は3年陳醸のものをいただきました。辛口ですが甘みもふわっと感じます

 今回もつぼみ先生に選ぶべき料理を伺いました。とりあえず、かんぱーい!

体を温めてくれる紹興酒には、体を温めてくれるメニューを選ぶ

「季節の変わり目で気温や気圧が不安定な季節は、なんだか体がダルかったりすぐ疲れたり、気持ちが憂鬱になったりと自立神経が乱れがちです。そのせいで代謝が悪くなることも……。代謝が悪くなると血行が悪くなり、むくんだり太りやすくなってさらにダルくなり、風邪をひいたり、筋肉がつきづらくなるという悪循環に陥ってしまいます。ですから、栄養をしっかり摂るのはもちろん、体を温めて代謝をアップする必要があります」

 体を温めてくれる紹興酒には、同じく体を温めてくれる料理がオススメとのこと。では早速一品目、お願いします!

▲一品目は豆もやし(380円)。シャキッとした食感は箸休めにもぴったり

「大豆もやしは乾燥状態の大豆にはなかったビタミンCなどの栄養が豊富。普通のナムルよりも油が控えめなのもうれしいですね。抗酸化作用も期待できますし、大豆もやしが含むサポニンは脂質代謝と肥満防止に効果的です。発芽の過程でカルシウムや鉄分も含まれるので、実は体にパワーをもたらしてくれる一品です」

▲2品目は「ピータン豆腐(420円)」。ピータンの濃厚さと豆腐がベストマッチ。ヘルシーな一品

「ピータンは普通の卵よりカロリーや脂質は多いですが、その分栄養豊富。良質なたんぱく質に加え、ビタミン豊富で抗酸化力も強いんです。豊富に含まれているビタミンAは免疫力を高めてくれるので、風邪に負けない体を作ってくれます。ビタミンEも多量に含まれているので美肌効果もバッチリ。加えて、ビタミンDを含むピータンと豆腐を組み合わせることで、カルシウムが吸収しやすくなります。効率的に栄養が摂れる組み合わせですね」

▲「盛り付けがキレイですね。さっぱりとしたタレが美味しいです!」

▲「キクラゲと卵の炒め(750円)」。コリコリとしたキクラゲとふわっと卵の食感が美味

「先ほどと同様、キクラゲに含まれるビタミンDがカルシウムの吸収を助けてくれるほか、筋肉増強や筋肉の収縮機能をスムーズにしてくれる効果があります。なので、スポーツにつきもののケガの防止にも繋がります。野菜もふんだんに入っていてるので食物繊維や鉄分が多量に摂れますし、中華料理ならではのとろみが体を温めてくれますよ」

▲「ニラレバ炒め(780円)」。大きく切られた豚レバーとたっぷりの野菜が嬉しい!

「レバーは鉄分たっぷりなのはもちろんですが、豚レバーなのでビタミンB1がたっぷり含まれています。茹でるとビタミンは出てしまいますが、炒めることでビタミンの流出を防げます。またニラが含んでいるアリシンはビタミンの吸収を助けてくれるので、栄養を効率的に摂取できます。ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える際必要な栄養なので、スポーツをする人は積極的に摂ってほしいですね」

▲最後は「担々一口水餃子(480円)」。辛口だけど濃厚なスープがクセになる美味しさ


「炭水化物はもちもちの水餃子で摂取しましょう。中華は脂質が多めなので、スープ系で締めるのがオススメです。辛口の坦々スープはカプサイシンたっぷりで体内から脂肪が燃焼されやすくなりますし、ゴマもたっぷりなので美容効果も抜群。代謝がすぐにアップしそうですね。夏は暑さで汗をかきますが、秋になって急に発汗しなくなるのでこうやって辛いものを食べるなどして、意識的に代謝をあげましょう。お酒を飲むならなおさらで、代謝が悪いと水分を体内に蓄積してそのまま……ということもあるので」

 油を多めに使う中華は舌が油で覆われてしまい、ついつい濃い味の料理にばかり目が行きがち。結果飲みすぎを招いてしまうことも……。

 ぐんと寒くなって体調を崩しがちなこの季節。どうやら代謝が低下しているのが、体調不良の要因のひとつのようです。体を温めてくれる紹興酒とともに辛い&温かい料理を積極的に食べて代謝アップを目指しましょう!

■取材協力
店名:八-HACHI-東京(はち とうきょう)
住所:東京都千代田区神田神保町1-42-3 1F
電話:03-3295-0078
定休日:不定休
営業時間:17:00〜23:00(L.O.22:00)、土曜16:00〜22:00(L.O.21:30)、日曜・祝日12:00〜22:00(L.O.翌21:30)、ランチ(月〜日曜)11:30〜14:30
※掲載された情報は、取材時点のものであり、変更されている可能性があります
※料金はすべて税抜き表記です

[プロフィール]
田村つぼみ 料理家/栄養士
1985年生まれ。栃木県出身。短大を卒業後、料理教室にて講師を務める。その後、料理研究家・浜内千波師匠のもとでアシスタントとして修業。現在、料理家として、書籍や女性誌を中心に活動中。また、カフェなど飲食業態のメニュー開発、店舗立ち上げプロデュース、料理教室ほかを精力的に行っている。MELOSでは「スポーツキッズのためのガッツリ飯」も好評連載中!
【公式HP】https://www.tsubomi-t-cooking.com/

<Text & Photo:服部桃子(アート・サプライ)>

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