2024年1月2日

正月といえば箱根駅伝!これまでの歴史やルールをおさらいしよう (2/2)



※以下、96回大会までの記録。

<最多出場校>
1位:91回 中央大学
2位:87回 日本大学、早稲田大学
4位:78回 法政大学
5位:76回 東洋大学

<最多優勝校>
1位:14回 中央大学
2位:13回 早稲田大学
3位:12回 日本大学
4位:11回 順天堂大学
5位:10回 日本体育大学

<連覇年数>
6連覇:中央大学(1959~64年)
5連覇:日本体育大学(1969~73年)
4連覇:日本大学(1935~38年)、順天堂大学(1986~89年)、駒沢大学(2002~05年)、青山学院大学(2015~18年)

<ごぼう抜きランキング>
20人抜き:G.ダニエル(日本大学/2009年※)2区
17人抜き:村澤明伸(東海大学/2011年)2区
15人抜き:中川拓郎(順天堂大学/2003年)2区
13人抜き:伊達秀晃(東海大学/2008年)2区、佐藤悠基(東海大学/2009年※)3区、ワンブィ(日本大学/2019年)2区
※2009年は第85回の記念大会で出場枠が23校だった

ちなみに「連続出場」では、第6回(1925年)から第92回(2016年)まで87回連続出場を果たした中央大学がダントツトップ。

ごぼう抜きとは、各選手が走る区間において何人の選手を抜いたかを示すもの。現行ルールでは21チーム(オープン参加含む)しか参加しないため、「20人抜き」は最下位から先頭に躍り出ることを意味します。1位のダニエル選手は22位から2位まで順位を押し上げました。

また、「区間賞獲得回数」でもおもしろいデータが存在します。現行ルールにおいて選手は最高4回しか出場することができませんが、大学制度が改正される1949年以前までは最高8回まで出場することが可能でした。そのため、現在ではありえない区間賞獲得5回という選手が2人も存在しています。

現在のルールでは最高となる“4年連続区間賞”は、ここ30年では3人しか出ておらず、もっとも最近では東洋大学で「山の神」の異名を誇った柏原竜二さん(2009~2012年)が当てはまります。

こちらもおすすめ:ソフトボールでは怒られてばかり、短距離も遅い。だから持久走大会だけは絶対に負けたくなかった。陸上・柏原竜二(前編)

1月2・3日は、箱根駅伝で盛り上がりましょう!

《参考》
・箱根駅伝公式Webサイト http://www.hakone-ekiden.jp/
・箱根駅伝公式ガイドブック(陸上競技社/講談社)

<Text:松永貴允>

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