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専門用語を覚えて箱根駅伝を100倍楽しもう!【箱根駅伝2018】

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 2017年も間もなく終わりが近づき、いよいよ新年を迎えようとしています。年明けにはさまざまなスポーツのビッグイベントが控えていますが、もっともテレビ視聴率が高いのは1月2日・3日に行われる「箱根駅伝」でしょう。陸上競技に興味がない人でも、これだけは毎年観ているという方は多いはずです。

 しかしテレビ中継を観ていると、よく分からない専門用語が飛び出します。この専門用語を理解していれば、きっと箱根駅伝をさらに楽しめるはず。そこで今回は、テレビ放送でよく耳にする専門用語をピックアップし、その意味を解説していきます。

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シード校

 毎回、10位までに入った大学は「シード校」として次回大会の予選会が免除となります。今大会のシード校は、前回大会で上位10チームに入った青山学院大学、東洋大学、早稲田大学、順天堂大学、神奈川大学、中央学院大学、日本体育大学、法政大学、駒沢大学、東海大学です。

予選会校

 10月に東京・立川市で行われる予選会を勝ち抜いた大学。今大会は予選会トップ通過だった帝京大を筆頭に、大東文化大学、中央大学、山梨学院大学、拓殖大学、國学院大学、国士舘大学、城西大学、上武大学、東京国際大学がこれに該当します。

往路

 初日の1区~5区までを指します。往路は東京・大手町をスタートして、神奈川・箱根町の芦ノ湖でフィニッシュ。5区の山上りが名物です。

復路

 往路に対して、2日目の6区~10区を指します。復路は往路のコースを逆走し、6区は山を下っていくコースです。

山の神

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 山区間、特に上りの5区で驚異的な成績を収めた選手を表す言葉。過去にこの異名を誇ったのは、2005~07年まで3年連続区間新記録を打ち立てた今井正人選手(順天堂大学/現・トヨタ自動車九州)、09~12年に4年連続区間賞(3度の区間新)の柏原竜二さん(東洋大学)、“柏原超え”の走りで青山学院大学を初優勝に導いた神野大地選手(現・コニカミノルタ)の3名です。

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中継所

 選手が次走者へとタスキを渡す場所。鶴見中継所(1区→2区、9区→10区)、戸塚中継所(2区→3区、8区→9区)、平塚中継所(3区→4区、7区→8区)、小田原中継所(4区→5区、6区→7区)と、往路と復路にそれぞれ4か所ずつ設置されます。

繰り上げスタート

 先頭の通過から一定時間が過ぎると、交通規制の関係で前走者の到着を待たずに全チーム一斉スタートとなります。繰り上げの時間は中継所によって異なり、往路の鶴見・戸塚は先頭通過から10分、同平塚・小田原は20分で繰り上げへ。復路の6区は、往路で1位から10分以上遅れたチームが一斉スタート。また、以降の中継所では、先頭到着から20分経過するたびに繰り上げとなります。6区と10区を除き、一斉スタートになると繰り上げ用のタスキ(全チーム共通/白と黄色のストライプ)を身に付けなければならず、この状態を「タスキが途絶える」と表現します。

区間賞

 その区間において、もっとも通過タイムが速かった選手を指します。

区間新記録

 歴代の全選手の中で、もっとも速くその区間を駆け抜けた記録のこと。前回大会では、6区で日本体育大学の秋山清仁選手(現・愛知製鋼)が2年連続の区間新記録を樹立しました。

各大学の愛称

 箱根駅伝に出場する大学では、チームごとに愛称が存在します。ユニフォームやタスキの色から由来するものが多く、「〇〇のタスキ」「〇〇軍団」という使い方が主流です。主な愛称は以下の通りとなっています。

・青山学院大学:フレッシュグリーン
・東洋大学:鉄紺
・早稲田大学:臙脂(エンジ)
・神奈川大学:プラウドブルー
・中央学院大学:フラッシュイエロー
・法政大学:オレンジ
・駒沢大学:藤色
・東海大学:東海ブルー
・帝京大学:ファイヤーレッド
・大東文化大学:ライトグリーン
・山梨学院大学:プルシアンブルー

花の2区

 2区は全区間の中でも、9区と並ぶ最長区間。各校のエース級が集うことから「花の2区」と呼ばれています。中盤と後半には厳しい上り坂が待ち構えており、速さに加えてタフさがないと攻略できない難区間です。

六郷橋(1区)

 1区の18㎞付近にある六郷橋は、この区間における終盤の勝負ポイントとなるケースが多い場所。近年は橋の下りを利用してペースアップを図る選手が増え、ここで区間賞争いが決することも少なくありません。

蒲田の踏切

 かつて1区15㎞、10区6㎞付近にあった京浜急行蒲田踏切は、全区間でも珍しい線路を横切るポイントでした。2008年には東海大学の10区の選手が線路に足をとられて足首をひねり、フィニッシュまで残り3㎞地点で途中棄権するというアクシデントが発生。なお、この踏切は2012年10月に撤去されています。

大平台のヘアピンカーブ

 5区7㎞、6区14㎞付近にある、ランナー殺しのヘアピンカーブ。急傾斜でU字に曲がらないといけないため、山に挑む多くの学生たちのスタミナを奪い取ってきた難所です。

関東学生連合チーム

 出場権を得られなかった大学の、予選会上位選手で構成されたチーム。オープン参加扱いで、順位は付きません。2003年に「関東学連選抜」として初編成され、2007年から2013年までは正式参加でした。2008年には青山学院大学の原晋監督が指揮し、過去最高の4位を記録。2015年より現在の「関東学生連合」へ名称を変更し、今大会は東京大学の近藤秀一選手(3年)に注目が集まります。

金栗四三杯

 大会創設者で、1912年のストックホルム五輪マラソン代表・金栗四三さんの名前を冠した偉大な賞。いわゆるMVPにあたり、大会でもっとも活躍した選手に贈られます。

《参考サイト》
箱根駅伝公式サイト
http://www.hakone-ekiden.jp/

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<Text:松永貴允>

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