2024年1月3日

【箱根駅伝2024】専門用語を覚えて箱根駅伝を100倍楽しもう! (2/3)

山の神

山区間、特に上りの5区で驚異的な成績を収めた選手を表す言葉。

過去にこの異名を誇ったのは、2005~2007年まで3年連続区間新記録を打ち立てた今井正人選手(順天堂大学/現・トヨタ自動車九州)、09~12年に4年連続区間賞(3度の区間新)の柏原竜二さん(東洋大学/富士通)、“柏原超え”の走りで青山学院大学を初優勝に導いた神野大地選手(現・セルソース)の3名です。

関連記事:[ARCHIVES 2018]NGT48西村菜那子&“山の神”神野大地スペシャル対談(前編)

中継所

選手が次走者へとタスキを渡す場所。鶴見中継所(1区→2区、9区→10区)、戸塚中継所(2区→3区、8区→9区)、平塚中継所(3区→4区、7区→8区)、小田原中継所(4区→5区、6区→7区)と、往路と復路にそれぞれ4か所ずつ設置されます。

繰り上げスタート

先頭の通過から一定時間が過ぎると、交通規制の関係で前走者の到着を待たずに全チーム一斉スタートとなります。

繰り上げの時間は中継所によって異なり、往路の鶴見・戸塚は先頭通過から10分、同平塚・小田原は20分で繰り上げへ。復路の6区は、往路で1位から10分以上遅れたチームが一斉スタート。

また、以降の中継所では、先頭到着から20分経過するたびに繰り上げとなります。6区と10区を除き、一斉スタートになると繰り上げ用のタスキ(全チーム共通/白と黄色のストライプ)を身に付けなければならず、この状態を「タスキが途絶える」と表現します。

区間賞

その区間において、もっとも通過タイムが速かった選手を指します。

区間新記録

歴代の全選手の中で、もっとも速くその区間を駆け抜けた記録のこと。

各大学の愛称

箱根駅伝に出場する大学では、チームごとに愛称が存在します。ユニフォームやタスキの色から由来するものが多く、「〇〇のタスキ」「〇〇軍団」という使い方が主流です。

主な愛称は以下の通りとなっています。

・青山学院大学:フレッシュグリーン
・東洋大学:鉄紺
・早稲田大学:臙脂(エンジ)
・神奈川大学:プラウドブルー
・中央学院大学:フラッシュイエロー
・法政大学:オレンジ
・駒澤大学:藤色
・東海大学:東海ブルー
・帝京大学:ファイヤーレッド
・大東文化大学:ライトグリーン
・山梨学院大学:プルシアンブルー

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