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2024年10月10日
野球とソフトボールの違い│グローブやバッド、ボール、塁間、ルール…どう違う? (2/3)
フィールドの違い
グラウンドの広さ
球場はソフトボールに比べ、野球の方が広くなっています。
▼ホームベースから外野フェンスまでの距離
野球 | ソフトボール | |
男子 | 76.2m以上 | 68.53m以上 |
女子 | 67.06m以上 | 60.96m以上 |
ソフトボールは、ボールが飛びにくいだけに球場も狭くなっています。
ちなみに、野球場は右中間や左中間が深いのですが、ソフトボールはホームベースからの外野フェンスまで距離が一定です。
一般的な野球場は以下です。
- レフト・ライトフェンスまでの距離が90〜100m
- バックスクリーンまでは120m前後
塁間距離
塁間の長さもそれぞれ異なります。
野球の塁間は27.431mに対し、ソフトボールの塁間は男子14.02m、女子13.11m。バッターボックスも野球は11.9cm×182.8cm、ソフトボールは91cm×213cmと、形も若干異なります。
さらにソフトボールの一塁ベースには「ダブルベース」と呼ばれる、白とオレンジのベースが設置されているのです。
その理由は、ソフトボールは塁間が狭いので、バッターランナーと野手が交錯しやすいから。オレンジベースは打者走者しか使えず、一塁を駆け抜けるときに踏みます。
ピッチャーの投球距離
ピッチャーとキャッチャー間の距離は野球が18.44mなのに対して、ソフトボールは男子が14.02m、女子が13.11mです。
一般的にソフトボールの方が球速は出にくいのですが、距離が近いため体感速度は野球より速くなります。その速度は、プロならば160〜170km/hに及ぶこともあるそうです。
また、野球の場合はピッチャーマウンドという盛り上がった場所から投球するのに対し、ソフトボールは平坦な場所から投球します。これも、大きな違いのひとつです。
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