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軽量で吸水性が高く、即乾性。UVカットもできる「スポーツ手ぬぐい」って? (1/3)

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 日本には、昔から受け継がれる伝統的なモノが数多く存在しています。しかし中には、時代の流れとともに、あまり利用されなくなってしまうものも少なくありません。たとえば、「手ぬぐい」を使ったことはあるでしょうか? 汗や水を拭ったり、お祭りなどで頭に巻いたり。最近ではその役目をタオルなどに奪われています。

 そんな日本伝統の手ぬぐいを廃れさせず、新しいコンセプトから再び世に広めようとしている方がいました。オリジナルブランド・CHAORAS(チャオラス)で「スポーツ手ぬぐい」を提供する、株式会社スタジオ・ワット。今回は同社にて「スポーツ手ぬぐい」の企画から販売・広報までを担う、森野哲郎(もりの・てつろう)さんにお話を伺いました。製品の特徴やスポーツシーンにおけるメリットについて、開発背景とともにお伝えします。

日本の伝統を新しい分野で活かしたい

 もともと森野さんは、同社代表取締役の宮本基広(みやもと・もとひろ)さんと同じ企業に所属し、手ぬぐいに関わる業務に就かれていたそうです。

「前職では、おもに和雑貨などの手ぬぐい製品を扱っていました。現在、手ぬぐいは和雑貨のような土産物の位置づけにあります。しかし今後の需要を考えると、やはり衰退してしまう可能性が否めません。当社ではこの課題を解決することに取り組んでいます」

 土産物としての手ぬぐいも、1つの価値ある形だといえるでしょう。しかし以前に比べて、手ぬぐいを手にする人が減っていることは事実。将来を考えたとき、日本の伝統を未来へ繋げようという思いから起業されたことが分かります。

「注目すべきは“実用性”だと考えました。手ぬぐいは軽くてかさばらず、乾きやすくしっかり汗を吸ってくれます。このポテンシャルを活かすことが重要だと思ったんです。そしてその活かすべき場所として選んだのが、アウトドアやスポーツの分野でした」

 たしかに、アウトドアやスポーツシーンでは、たくさんの汗をかきます。そのため現在では、タオルを汗拭きのために持ち運んでいる方が多いでしょう。では、手ぬぐいがタオルを上回る機能性を発揮したら? ここから、森野さんたちの挑戦が始まるのでした。

次ページ:新しさと伝統の間で巻き起こる葛藤

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