インタビュー
2020年6月2日

アップアップガールズ(2)鍛治島彩「バスケの顧問の先生が私の活きる道を示してくれた」(後編)│アイドルと、スポーツと、青春と。#29 (3/3)

少しでも笑ってもらえるなら、なんでもやります!

――ちなみに、アイドルらしからぬ特技「鼻リコーダー」をお持ちですが、これも先生の言葉を関係あるんですか?

きっかけはオーディション期間中にSHOWROOM配信をやっていたことなんですけど、手元にあったリコーダーを「鼻で吹いてみて」と言われたんです。それでやってみたらめっちゃ上手に吹けて(笑)。どうやら耳だけはよかったみたいで、ピアノで培った音感が役に立って、楽譜を見ないでも吹けるんです。

先生から「人の嫌がることを率先してやりなさい」とよく言われてたんですけど、鼻リコーダーなんてアイドルは普通やらないじゃないですか。少しでも笑ってもらったり、覚えてもらえるなら、なんでもやります! って精神ですね。

――「自分の活きる道」を見つけるために、なんでもやってみようという気持ちがあると。

迷ったときには「もしかしたら、これが自分の活きる道かも?」っていう言葉がよぎるんです。最近は「鼻リコーダーの子」って覚えるようになって、リコーダーを持ってないと、誰だかわからないって言われることもあるくらい(笑)。

いつも、私を見て笑顔になってくれる人が少しでもいたらいいな、という気持ちでステージに立っています。いつかは、テレビにも出れるようになって、お茶の間のみなさんを笑顔にできる存在になりたいです。

[プロフィール]
鍛治島彩(かじしま・あや)/アップアップガールズ(2)
1999年7月21日、千葉県生まれ。アップアップガールズ(仮)の妹分として、2017年に結成。特技は8年間続けたバスケットボールと、楽譜を見ないで即興でも吹ける鼻リコーダー。憧れているアイドルは、NMB48の上西恵、モーニング娘。の亀井絵里、こぶしファクトリー。
【公式Twitter】@uug2_kajishima
【公式ブログ】https://ameblo.jp/upupgirls2ki/

<Text:森祐介/Edit:村上広大/Photo:石垣星児>

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