【映える背中】筋肉の引き締めにオススメ!背筋トレーニング3メニュー (2/2)
③アイソメトリクスプッシュアップ
腕立て伏せのカラダを下ろした状態でキープする筋トレ「アイソメトリクスプッシュアップ」。アイソメトリクスは日本語で「等尺性筋収縮」と訳され、筋肉の長さが変わらずに力を発揮する筋肉の収縮形態のひとつです。今回のメニューは、大胸筋を強化するのにおすすめのトレーニングです。
正しいやり方
1. 腕立ての姿勢をつくる
2. 肘を曲げて体を下げて、胸が床ギリギリきたら10秒キープ
3. 10秒キープ後にゆっくりとスタートポジションに戻す
実施回数
10秒3回
ポイント
・キープ中はお尻が上がらないよう体がまっすぐになることを意識
・すばやく上げてすばやく戻す
・上がるときにお尻が取り残されないように
鍛えられる筋肉(場所)
・広背筋
・上腕三頭筋
・大胸筋 etc…
背中を構成する筋肉
背中についている筋肉は複数あります。代表的な筋肉としては、脇から腰にかけて走行している「広背筋(こうはいきん)」、背骨の両脇に走行している「脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)」、首から背中の真ん中あたりまで走行している「僧帽筋(そうぼうきん)」が挙げられるでしょう。
僧帽筋には、肩甲骨を動かしたり、逆に肩甲骨を安定させ固定するという働きがあります。広背筋は開いた腕を閉じたり後ろに挙げたり、引っ張る動作の時に力を発揮し、脊柱起立筋はカラダを安定させるため常に働いています。
それぞれ違う働きを持っているため、鍛えるエクササイズも異なります。バランスのよい広い背中を作るためには、背中の筋肉は個別に鍛えていく必要があります。
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\もう一度動画でおさらい/
[トレーニング指導]
鳥光健仁(とりみつ・たけのり)
フィットネスランニングトレーナー。1991年生まれ、千葉県出身。出張パーソナルトレーナー、SUUNTO 5 アンバサダー、VX4アドバイザリー、(株)BOOSTマネジメント契約、HOKA ONE ONE サポート。
<Text:MELOS編集部>