
コンビニで買える【高タンパク質】な食べ物9選。低糖質&低脂質でダイエットや筋トレ民におすすめ (1/4)
- 健康
- 2023年10月5日
筋トレやダイエットに取り組むなら、もちろん運動も必要ですが、食事内容も気をつける必要があります。
とくにたんぱく質! 厚生労働省の日本人の食事摂取基準によると、1日のたんぱく質必要量は体重1kgあたり1gが目安とされており、体重が60kgの人なら60g摂るのが望ましいとされています。
しかし、毎日この量のたんぱく質を摂取しようと思うとなかなか大変。そこで本記事では、おもにコンビニやスーパーで買える高タンパク質食材をピックアップ! もちろん低糖質・低脂質です。
タンパク質を簡単に取れる最強食材「サラダチキン」
コンビニにある高たんぱく質食材を想像するとき、一番に浮かんでくるのがサラダチキン。トレーニング後の体はなによりもたんぱく質が必要なので、サラダチキンを食べるタイミングとしては、運動後がベストと言えます。
自宅でも簡単に作ることもできるので、ダイエットやボディメイクを行っている人にはもってこいの食材です。
Japanマラソンクラブで走り方や食事指導を行なう管理栄養士の深野祐子さんは、サラダチキンの魅力を以下のように語っています。
「ズバリ、低脂質・高たんぱく質であるところ。たんぱく質は体を作る材料で、筋肉や皮膚・爪・内臓、血管など体のあらゆる組織、ホルモンや酵素・免疫力を高める抗体を作るために必要な栄養素です。たんぱく質を多く含む食品は、肉や魚、卵、大豆製品などで、たんぱく質とともに脂質もあわせて摂取することになります。もちろん脂質も体には必要な栄養素なのですが、とり過ぎは体脂肪を増やす原因に。ボディメイクや健康的なダイエットには、必要以上の脂質摂取をおさえ、たんぱく質量は減らさないようにすることがひとつのポイントとなります」(深野さん)
ちなみに、サラダチキンにはボディメイクだけでなく疲労回復への効果も期待できるとのこと。鶏むね肉に含まれるイミダペプチドは、だるさや疲れをとる抗疲労効果が実証されています。
疲労改善のためには1日200mgのイミダペプチドが必要といわれ、鶏むね肉なら100gに相当。サラダチキン1個をいただくことは、疲労回復にも役立つというわけです。
参考記事:最新版!コンビニサラダチキン39種類を比較&ダイエットに効果的な食べ方を栄養士に聞いてみた
コンビニで買えるタンパク質が多い飲み物は「プロテイン」
初心者は「SAVAS(ザバス)」が安心!
今はコンビニでもプロテインドリンクやゼリーが販売されており、とくにナチュラルローソンはラインナップが充実しています。
朝食代わりに摂取する人も多いようですが、あくまでプロテインは補助的存在。朝食で不足しがちなたんぱく質を補うという点ではメリットが多いですが、プロテインのみで毎朝過ごすのはおすすめできないようです。
「朝食の代わりに飲んでいる方が増えているようですが、プロテインは食事代替用には作っていません。食事をしっかり食べたうえで、プロテインで不足を補うことが基本的な使用方法と捉えています。どうしても食事を摂れないときに、手軽に栄養補給という意味だと少なからず役割は果たしてくれると思います」
関連記事:プロテイン、“マズイ、溶けにくい”を払拭し、進化できた理由とは。「SAVAS(ザバス)」を展開する明治に聞いてみた
1日のタンパク質は、体重×1~2gが目安
1日のタンパク質摂取量目安は体重×1~2gが目安。
1回に吸収できるたんぱく質は20g程度なので、一度にたくさんではなく、少しずつ時間をおいて摂るとよいそうです。
実際に試してみると分かりますが、体重×2gのタンパク質を食事だけで摂取することはなかなか大変です。そういうときは、ぜひプロテインを活用してみましょう。