【腕立て伏せバリエーション】胸に効くおすすめ2分筋トレ(厚い胸板or美バストライン) (2/2)
③インクラインプッシュアップ
大胸筋を鍛える筋トレ「インクラインプッシュアップ」。腕立て伏せは二の腕を鍛えるトレーニングメニューと思われがちですが、メインは胸の筋肉です。
正しいやり方
1. イスに手を置き、斜め腕立て伏せの姿勢になる
▲手は肩幅に開く
2. 限界まで肘を曲げ、一瞬キープ
3. すばやく体を持ち上げる
実施回数
10回
ポイント
・手のひらでなく手首で押し上げる。
・下げるときは息を吐き、上げるときは吸う。呼吸が浅くならないように注意する。
鍛えられる筋肉(場所)
・大胸筋
・三頭筋 etc…
大胸筋(だいきょうきん)とは
「厚い胸板」「キレイなバストライン」など、胸の見た目に大きく影響するのが胸の表層部についている筋肉“大胸筋”です。おもな働きは、腕を内側に閉じる動作や、腕を上げる動作で力を発揮すること。
大胸筋は鎖骨や胸骨、腹筋の一部からスタートし、腕の骨である上腕骨の外側に向けて走行しています。付着している部分が「鎖骨」「胸骨」「腹筋」と広く、それぞれ筋肉の走行している方向が異なります。そのため、大胸筋全体を大きくするなら上部・中部・下部と分けてトレーニングする必要があります。
上部を鍛えることで、鎖骨のすぐ下から筋肉の盛り上がりを作ることができます。また、中部を鍛えることで横に広くすることが可能です。下部を鍛えると大胸筋の厚みを作ることができるなど、トレーニング上級者になるにつれて、大胸筋の中でもどこを鍛えるのかを細分化していくことが多いものです。
トレーニングに慣れてきたら、大胸筋のどの部分を鍛えたいかを決め、その部分に合ったエクササイズの選択をするようにしましょう。
大胸筋を鍛える主なエクササイズ
・ベンチプレス
・ダンベルベンチプレス
・チェストプレス
・プッシュアップ(腕立て伏せ) など
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\もう一度動画でおさらい/
[トレーニング指導]
鳥光健仁(とりみつ・たけのり)
フィットネスランニングトレーナー。1991年生まれ、千葉県出身。出張パーソナルトレーナー、SUUNTO 5 アンバサダー、VX4アドバイザリー、(株)BOOSTマネジメント契約、HOKA ONE ONE サポート。
<Text:MELOS編集部>