フィットネス
2024年6月4日

チェストプレス、ラットプルダウン、レッグプレスのよくある間違ったやり方 (1/3)

筋トレ初心者にとって、自重トレーニングもマシントレーニングも、正しいフォームとやり方で行うことはなかなか難しいものです。

今回は、チェストプレスやラットプルダウン、レッグプレスを例に、間違いやすい部分と効果をしっかり引き出すポイントを紹介します。

<目次>
胸に効かない! 残念なチェストプレスのやり方
背中に効かない! 残念なラットプルダウンのやり方
脚にもお尻にも効かない! 残念なレッグプレスのやり方

胸に効かない! 残念なチェストプレスのやり方

胸の筋肉を鍛えるトレーニングマシン「チェストプレス」。初心者の場合、どんな間違いをしやすいのでしょうか。

間違いポイント:肩甲骨を動かしてしまう

もっともよく見る間違いが「肩甲骨を動かして動作を行ってしまう」こと。

つまり、ウエイトを持ち上げたときに両肩がシートから離れてしまうのです。なんとかウエイトを持ち上げようとする場合に起こりやすいでしょう。

バーを押したときも肩甲骨を意識

両肩を離すことで、確かにウエイトを持ち上げやすくなります。しかし、それでは大胸筋にかかる負荷がほとんどなくなってしまうのです。

対処法:肩甲骨を中央に寄せ、シートに背中をつける

チェストプレスを行う場合、ウエイトを持ち上げる前に肩甲骨を中央に寄せ、シートに背中をつけることがポイントです。

肩甲骨を中央に寄せ、シートに背中をつけるのが正しい

動作中は肩甲骨が広がらないよう、固定したままウエイトを持ち上げるように意識しましょう。そうすると、シートから両肩が離れることはないはずです。

チェストプレスの動きの画像チェストプレスの効果と正しいやり方、平均重量と回数

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