フィットネス
2024年11月25日
チェストプレスの効果と正しいやり方、平均重量と回数 (4/4)
ワイドチェストプレス
バーを外側に広く握ることで、大胸筋へさらに効かせることができます。
やり方
- シートに座り、背中をつける
- 手幅を広げ、バーの外側を握る
- 胸を張り、肩甲骨を寄せるようにバーを押す
- ゆっくりとバーを引き、再び押す動作を繰り返す
変わるのは握り方だけで、座り方と動作は基本のチェストプレスと同じです。
ナローチェストプレス
逆に、手幅を狭めると可動域マックスで動かすことができるので、大胸筋を最大に追い込むことができます。
やり方
- シートに座り、背中をつける
- 手幅を狭め、バーの内側(端)を握る
- 胸を張り、肩甲骨を寄せるようにバーを押す(やや内側へ力を向けるように押す)
- ゆっくりとバーを引き、再び押す動作を繰り返す
こちらも、座り方と動作は基本のチェストプレスと同じです。
デクラインチェストプレス
シートに座る位置を浅くすると、大胸筋下部に刺激がメインで加わります。下部を鍛えると、大胸筋の厚みを作ることができます。
動作は基本のチェストプレスと同じです。
この記事を監修した人
なか整形外科京都西院リハビリテーションクリニック
理学療法士 李 滝二
理学療法士免許取得後、スポーツ整形外科で勤務。バレーボールVリーグ(サントリーサンバーズ)のトレーナーも務める。プロスポーツ選手のトレーニング、一般の方のボディメイクなど、幅広く活動している。
公式サイト https://nakaseikei.com
参考文献:荒川 裕志 (著), 石井 直方 (監修), 筋トレ 動き方・効かせ方パーフェクト事典, ナツメ社
<Edit:編集部/Photo:なか整形外科京都西院リハビリテーションクリニック>