胸筋を鍛えるダンベル筋トレ3選|大胸筋の鍛え方【動画&画像】 (1/2)
引き締まった胸筋は、ボディラインを作り上げるために欠かせない筋肉部位です。胸元を鍛えることで、男性は厚みのある胸板を、女性はきれいなバストラインを作ることに繋がります。
今回は、理想の胸板を手に入れるための、ダンベルを使った効果的な筋トレ方法を紹介。動画と画像を交えながらまとめていきます。
ダンベルベンチプレス
このトレーニングは、大胸筋上部を効果的に鍛えるエクササイズです。
ダンベルベンチプレスのやり方
- ダンベルを両手に持ち、脚を腰幅に広げて立つ
- 肘の角度が90度になるようにダンベルを肩の上で持つ
- 手のひらを正面に向けたまま肘を伸ばし、頭上にダンベルを持ち上げる
- 肘をロックする直前まで持ち上げたら、ゆっくりと2の姿勢に戻る
8~12回×3セット(休憩1~3分)行いましょう。
平らなベンチに寝そべって行いますが、画像のようにトレーニングベンチ(インクラインベンチ)を30~40度ほど斜めにしてから座る「インクラインダンベルプレス」では、大胸筋上部をとくに狙うことができます。
ダンベルベンチプレスの効果を高めるコツ
手首は肘の真上に置く
動作中、ダンベルを持った手は常に肘の真上に位置させましょう。
動作に慣れていない人は、手が頭より前方に出たり、内側に入ってしまうことが多いようです。そうすると肩への刺激が逃げてしまうだけでなく、肘への負担が増えたり、動作が不安定になって体勢を崩す可能性があります。
姿勢を安定させる
高重量を扱うときは姿勢が崩れやすく、動作が安定しないことがあります。その場合、アジャスタブルベンチ(背もたれの角度を変えることができるベンチ)を垂直に立てて座り、背中を背もたれにつけて動作を行うとよいでしょう。
重いウエイトを頭上へ持ち上げるショルダープレスは、体勢を崩したり、つぶれたときに肘や手首などを傷める危険性が高い種目です。
ダンベルではなくバーベルなど高重量で行うときは、サポートについてもらうと安全で効果的です。
関連記事:筋トレ「ベンチプレス」の正しいフォームとやり方|重量と回数、ダンベルを使ったトレーニング
ダンベルフライ
大胸筋の外側を集中的に鍛えるためのトレーニング方法です。床に仰向けになり、ダンベルを手に持ち、腕をわずかに曲げた状態で横に広げるように動かします。
ダンベルフライのやり方
- トレーニングベンチに仰向けになり、逆ハの字(V字)ようにダンベルを持つ
- 胸の前で両腕を上げる
- 肩甲骨を寄せるように胸を開きながら、両腕を真横に開く
8~12回×3セット(休憩1~3分)行いましょう。
ダンベルフライの効果を高めるコツ
以下はよくあるNGフォームと動きです。該当していないか確認してみましょう。
- 両腕を開いたとき、肘を伸ばし過ぎている(負荷が抜けるので注意!)
- 腕の力でダンベルを動かしている(胸でダンベルを動かす意識で行うとGOOD)
関連記事:ダンベルフライの効果と正しいやり方|大胸筋を鍛える筋トレ
ダンベルプルオーバー
ダンベルプルオーバーのやり方
- 足は肩幅に開き、フラットベンチ等に肩を乗せて仰向けになる
- ダンベルを持ち、バンサイをするように頭の後ろに下ろしていく
- ゆっくりとスタートポジションに戻していく
二の腕への刺激を意識しながら、8~12回×3セット(休憩1~3分)行いましょう。
ダンベルプルオーバーの効果を高めるコツ
肩まわりの可動域を大きく使う
肩まわりの可動域(関節が動く範囲)を広げていくイメージで行いましょう。どの筋トレでも、可動域を大きくして行うことで効果を発揮します。
ダンベルの重量は何キロ?
ダンベルの重さは個人によって異なります。8〜12回程度で限界を迎える重さにしましょう。
筋肉をつけたい場合、ダンベルの重量は高負荷で行う必要があります。性別によって違いはありません。
もしダンベルを購入する場合、初心者でも可変式ダンベル20kgを選ぶとよいでしょう。10kgだとやや軽く、トレーニングに慣れて負荷が軽くなったとき買い直す必要が出てきます。
関連記事:ダンベルの選び方&ダンベル筋トレ|初心者は重さ何キロからがおすすめ?