フィットネス
ライフスタイル
2023年12月18日
【筋肉痛で歩けないほど痛い】対処法や明日までに治す方法は[理学療法士監修] (3/3)
痛みがある場合は、基本的に安静にすることが望ましいです。しかし、血行を良くすることも筋肉の修復に有効なため、患部の痛みが軽ければ軽く体を動かすと良いでしょう。
- ストレッチ
- ウォーキング
- 軽い有酸素運動
などを、痛みが強くならない範囲で行うのがおすすめです。
歩けないほどの筋肉痛は何科を受診すればいい?
歩けないほど痛む筋肉痛の場合、整形外科を受診すると良いでしょう。
筋肉痛でクリニックを受診される人は少ないですが、消炎鎮痛剤を処方されることが多いと考えられます。
筋肉痛が1週間治らないのはなぜ?
通常、筋肉痛は1週間程度で痛みが消えます。筋肉痛が1週間以上治らないのは、「よくない」と言える筋肉痛かもしれません。
よくない筋肉痛とは、筋肉痛の痛みに似た「筋腱付着部炎」です。これは、「筋肉や腱」と「骨」の付着部に起こる炎症で、痛みが長引くことが多いのが特徴です。
また、筋肉痛よりも痛い場合が多い「肉離れ」にも注意が必要です。重症な場合は、内出血を伴ったり、筋肉が凹んでしまったりすることがあります。
「いい筋肉痛」と「よくない筋肉痛」の見分け方
- 1週間以上痛みが続く
- いつもの筋肉痛とは違う痛みがある
- 痛みが強すぎて、日常生活に支障が出ている
- 内出血を伴った痛みがある
- 痛みがある部分の、筋肉が凹んでいる
という場合、よくない筋肉痛であることが多いです。整形外科の受診をおすすめします。
▼ この記事も読まれています
筋肉痛が1週間以上治らない…なぜ?それ“悪い筋肉痛”かも[医師監修]
監修者プロフィール
脳卒中リハビリセンターMOMOKA 小金井店
代表/理学療法士 沖野 旭
専門領域は脳卒中後遺症に対するリハビリ施術。2017年に理学療法国家資格取得後、三重県松阪市の病院に約6年勤務。回復期病院のリハビリから退院後の在宅リハビリまで幅広く経験を積む。2023年に東京都小金井市に自費のリハビリ施設『脳卒中リハビリセンターMOMOKA』を立ち上げる。
<Text:編集部>