
筋肉痛、治らないんですけど!早く治すには…悩んだ編集部員が「治し方」をまとめてみた (1/3)
- トレーニング
- 2023年5月23日
筋トレ後にやってくる筋肉痛。「筋肉がついている証拠?」と思うと嬉しくなりますが、3日~1週間ほど治らないと心配になりますよね。そして、いつまでも痛みが続くと、動くのが辛く、早く治したいと思うこともあるでしょう。
そこで、筋肉痛が治らない原因・早く治す方法などを、整形外科医監修の元まとめてみました。予防方法も解説するので、筋肉痛を起こしたくない人も参考にしてくださいね。
筋肉痛について、動画をチェック!
筋肉痛はいつまで続くのか
筋肉痛の痛みは、1週間ほど続くことが多いです。
個人差はありますが、痛みの経過としては以下の通りです。
- 痛み出してから、2〜3日後で痛みが最も強くなる
- 4日後ぐらいから、一気に痛みが取れ始める
- 7日後ぐらいには、痛みが消える
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筋肉痛の治し方・早く治す方法
筋肉痛の痛みは軽度のものから重度のものまでありますが、どちらにせよ不快感があり、早く治したいものですよね。すぐに痛みがなくなるわけではありませんが、痛みを早く治したい人は、以下の方法を試してみてください。
休息する
筋肉痛が起きているということは、筋肉が疲労しているということです。そのため、痛みがある部位に負担をかけるのは避けて、その部位を休めてあげましょう。
痛みがあるのに無理をして酷使すると、筋肉や関節に慢性的なダメージが加わり、痛みや炎症が悪化する可能性があるので注意してください。
アイシング
運動や筋トレなどで熱を持った筋肉に対しては、アイシングすることで炎症を抑え、痛みを軽減できると考えられます。
しかし、筋肉痛が出たからといって1〜2日後にアイシングしても効果はあまり期待できません。アイシングは、炎症が起こる前の運動直後に行うのがベストです。
アイシングのやり方
- 氷嚢やビニール袋に氷水を作る
- 熱を持った筋肉に当て、10~20分冷やす
アイシングの注意点
アイシングをする際は、氷を直接肌に触れさせないようにしてください。
氷を直接肌に触れさせると、皮膚や神経にダメージを与える可能性があります。氷(氷水)はタオルや布で包んでから肌へ当てましょう。
ストレッチ
ストレッチして筋肉の緊張を和らげることで、痛みを抑えられる可能性があります。運動直後はゆっくりと伸ばして行う静的ストレッチ(スタティックストレッチ)を行いましょう。
ただし、無理なストレッチや運動は、痛みを悪化させる可能性があるため、注意が必要です。
静的ストレッチ(スタティックストレッチ)とは?
静的ストレッチ(スタティックストレッチ)とは、同じ姿勢をキープし、じっくり筋肉を伸ばすストレッチ方法です。
入浴して体を温める
筋肉痛の時は、40度程度お湯に浸かり、体を温めましょう。
入浴して体を温めることで、血行が良くなり、筋肉に酸素や栄養素が効率的に供給されます。その結果、筋肉痛の解消に役立つでしょう。
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