2024年6月23日

白米で「どんどん太る人」に共通する、NGな食べ方[管理栄養士回答] (2/2)

「瘦せた」という人に共通する食べ方

食物繊維と一緒に食べる

食物繊維と一緒に食べることで、食後の血糖値上昇がゆるやかになります。食後の血糖値上昇を防ぐことは、脂肪がつきにくい食べ方のひとつです。

野菜、大豆(納豆)、きのこ(なめこ)などはおすすめです。

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主菜(肉や魚などたんぱく質を多く含むもの)や副菜(野菜や海藻、きのこなど食物繊維を多く含むもの)と一緒に摂取する

こちらも、血糖値の上昇がゆるやかになります。

玄米や雑穀、麦と混ぜて食べる


白米と玄米を半分ずつ混ぜて炊いたり、白米と雑穀米、もち麦や押し麦を混ぜて食べることで食物繊維やビタミン・ミネラルなどをプラスαすることができます。

「もち麦」の“食物繊維”がダイエットに与える影響とは

ほかほかより冷めたごはんにする

冷めたごはんに多く含まれるレジスタントスターチ(難消化性でんぷん)が、血糖値の上昇をゆるやかにしてくれます。

深野さんは「白米として摂取するなら炊き立てのホカホカごはんより、冷めしや、おにぎりのほうがダイエットには向いている」とも。

その理由は、冷めたごはんに多く含まれるレジスタントスターチ(難消化性でんぷん)にあります。

通常、でんぷんは小腸で消化されますが、レジスタントスターチはあまり消化されることなく大腸まで届き、食物繊維と同様の働きをします。「瘦せ成分」「ハイパー食物繊維」とも呼ばれ、近年、そのダイエット効果が注目される成分です。

一般に常温で1時間程度冷ますとよいとされ、おにぎりにしたり、お弁当のごはんを温めずに食べれば、白米はダイエット向きといえます。

監修者プロフィール

深野祐子(ふかの・ゆうこ)

管理栄養士・ジョギングインストラクター。Japanマラソンクラブでインストラクター兼フードアドバイザーとして市民ランナーに向け走り方の指導や食事の指導を行なう。
【Japanマラソンクラブ公式サイト】http://www.jmcrun.com/

<Edit:編集部>

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