フィットネス
2025年1月20日
腹筋トレーニング、1日何回がもっとも効果的?トレーナーの意見とは (1/3)
お腹を引き締めたいときにまず行う「腹筋運動」。しかし「毎日やるのが効果的なのか」「1日に何回やればいいのか」といった疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。
この記事では、プロのトレーナーの意見を交えながら、腹筋トレーニングの回数の考え方について詳しく解説します。
腹筋トレーニングの回数、多ければ多いほうがいい?
腹筋トレーニング含む筋トレは、たくさんやればいいというわけではありません。目的によって回数は異なります。
腹筋の筋力や筋肥大を求める人は、10回程度で限界になるよう負荷を調整しましょう。大事なのは「10回」ではなく「10回程度で限界になるキツさ」です。
筋トレの回数の目安
- 筋肥大、ダイエットが目的
8〜12回程度で限界を迎える負荷設定で行いましょう。
- 筋力向上が目的
3〜7回程度で限界を迎える負荷設定で行いましょう。トレーニングチューブやダンベル、バーベルなどで負荷を高めて強度調整するのもよいでしょう。
- 筋持久力をつけたい
13~20回程度で限界を迎える負荷設定で行いましょう。
腹筋運動は、なぜか「高レップ(回数)」で行っている人が多いエクササイズです。
高レップでは筋持久力が強化され、筋力や筋肥大は起こりにくいとわかっている人でも、何百回も腹筋運動を行ってしまうので不思議です。
繰り返し行われる腹筋運動は、腰部を傷める原因にもなるので、フォームと回数に注意が必要です。
腹筋も筋力向上や筋肥大のためであれば、ほかの筋肉同様、負荷を高めて行う必要があります。
マシンやダンベルなどで負荷を高める
腹筋の筋力や筋肥大を求める人は、10回程度で限界になるよう、負荷を調整する必要があります。その際に効果的なのが、マシンやダンベル、トレ―ニングチューブを使ったやり方です。
マシンを使った「ケーブルクランチ」や、チンニング(懸垂)バーを使った「ハンキングレッグレイズ」などは強度が高く、かつ腰部への負担も少ないメニューです。