自分の部屋でストレッチをする女性
ヘルス&メンタル
2025年10月1日

なぜストレッチは自律神経のバランスを整える?呼吸と姿勢でコンディションをケアする方法 (2/4)

今日からできる基本ストレッチ5選! 呼吸の意識づけと共に行おう

ここでは、特にコンディション調整に役立つ5つの基本ストレッチをご紹介します。すべての動きで「鼻から吸って、口から細く長く吐く」ことを意識し、決して無理のない範囲で行いましょう。

胸開き(ドア枠ストレッチ)

バックオープナー(右)のやり方1 四つん這いで座り、右手を伸ばして体を開く

項目

内容

狙う部位

大胸筋、肩の前側

期待されること

猫背・巻き肩のケア、深い呼吸のサポート

やり方

1. ドア枠や壁の角に立ち、片腕のひじを90度に曲げて腕全体を壁につける。

2. 壁に手をついたまま、体をゆっくりと前に、そして腕と反対側へひねり、胸の伸びを感じる。

3. 鼻から4秒吸い、口から68秒かけて吐く呼吸を5回繰り返す。

4. 反対側も同様に行う。

NG

肩に痛みを感じるほどの強いひねり、反動をつける動き。

肩甲骨寄せ(座位)


項目

内容

狙う部位

肩甲骨まわり(菱形筋など)

期待されること

肩こり・背中の張りの緩和

やり方

1. 椅子に浅めに座り、背筋を伸ばす。

2. ゆっくり息を吐きながら、両ひじを後ろに引き、肩甲骨を中央に寄せる。このとき肩が上がらないように注意。

3. 息を吸いながらゆっくりと元の姿勢に戻す。

4. この動きを8~10回繰り返す。

NG

肩をすくめる動き、腰を反らせすぎる動き。

首のストレッチ(座位)

項目

内容

狙う部位

首の側面・後ろ側

期待されること

首こり・緊張性頭痛の緩和

やり方

1. 椅子に座り、背筋を伸ばす。右手で左の側頭部を軽く支える。

2. 息を吐きながら、頭をゆっくり右に倒す。左肩が上がらないように意識する。

3. 痛みを感じない、心地よい伸びのところで20~30秒キープ。自然な呼吸を続ける。

4. 反対側も同様に行う。

NG

痛みを感じるほどの強いストレッチ、首をぐるぐる回す、反動をつける。

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