懸垂
フィットネス
2025年12月24日

懸垂を毎日30回できる人はどれくらいすごい?回数別レベルと体の変化を解説 (2/3)

懸垂30回は別格?毎日できる人のレベルを解説

30回という回数は、連続で30回と1日の合計で30回では意味が異なります。1セットで連続30回できる方はアスリート級で、ジムにいる人でも滅多に見かけないレベルです。

1日の合計で30回は、「良い身体を作るための黄金ライン」であり、目指すべき現実的な目標です。以下は反動なしの「連続回数(1セット)」の実力目安です。

回数 レベル感 位置づけ
0~3回 初心者 一般的な水準
10回 中級者 平均より上
20回 上級者 少数派
30回 超上級 アスリート級

30回できないからといって問題があるわけではありません。30回できる場合は、明確に鍛え込まれていると考えてよい水準です。

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懸垂を毎日30回やるメリットと注意点

毎日30回という習慣には、良い面と気をつけたい面の両方があります。目的によって評価が分かれる点も押さえておく必要があります。

毎日30回で得られる主なメリット

背中や腕の筋持久力が高まり、疲れにくい体になります。動作を繰り返すことでフォームが安定し、懸垂の完成度が上がります。習慣化しやすく、運動を続けるリズムが作りやすい点も特徴です。

気をつけたいポイント

・毎日同じ回数を行うと、筋肉が刺激に慣れてしまい、筋肥大効果は薄くなります。
・肘や肩に負担がかかりやすく、少しでも違和感があれば迷わず休みましょう。
・疲労が抜けにくいと感じた場合は、フォームが崩れやすいので回数や頻度の調整が必要です。

懸垂ができない場合やフォームの確認について

懸垂は難易度が高く、最初からできなくても珍しくありません。アシストを使った練習法や正しいフォームについては、すでに詳しい解説記事があります。

懸垂(チンニング)の効果と正しいやり方、できない人の練習方法

懸垂(チンニング)ができない!やり方のコツは「斜めポーズ」から

足をつけたアシスト懸垂やゴムバンドを使った方法など、段階的に強度を下げる工夫が紹介されています。懸垂ができない、フォームに不安がある場合は、そうした解説を参考にすると理解が深まります。

次:懸垂を続けた1週間~1か月後の体の変化

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