フィットネス
2020年12月15日

自重スクワットをすると膝が痛くなる。原因や対処法は?メガロストレーナーが解答

 ボディメイクに勤しむトレーニーたちが疑問に思っていることをピックアップし、トレーナーにぶつける本企画。今回は「スクワットをすると膝が痛い原因と解決方法」について、メガロスゼロプラス恵比寿で社内パーソナル教育を担当している小松裕季さんが答えてくれました。

 筋トレ初心者はもちろんのこと、トレーニングに慣れた中・上級者も、あらためて読み返してみましょう。

Q.自重スクワットをしていると、終わった後に膝が痛くなることがあります。一応、膝はつま先より前に出ないよう気をつけてはいるつもりなのですが……。考えられる原因と対策方法があれば教えてください。

A.正しい姿勢を保った状態で、「股関節」と「足首」も同時に使おう

「自重スクワットを含めたすべてのトレーニングにおいて、まず気にするポイントは“姿勢”です。姿勢が崩れることで正しいトレーニングフォームで行えず、その結果、関節に痛みが発生します。

では、自重スクワットでなぜ膝が痛くなるのか。スクワットの動作をよく観察してみると、使われている関節は膝だけでないことが分かります。実は、スクワットは膝以外に股関節と足首も同時に使う運動です。このことから、いくら膝がつま先より前に出ていなくても、股関節や足首が使われていなければ、体重をすべて膝で支えることとなり膝痛が発生します。

対策としては、まず正しい姿勢を保った状態で股関節と足首も同時に使い、動作を行ってみましょう。不安の解消が期待できます」(小松さん)

[プロフィール]
小松裕季(コマツ・ヒロキ)
メガロスゼロプラス恵比寿(フィットネス事業部パーソナル課)に所属。社内パーソナル教育担当

取材協力
・メガロスゼロプラス恵比寿(東京都渋谷区恵比寿南2-4-4 1F)※詳しくはこちら(公式サイト)
・公式サイト http://www.megalos.co.jp/

<Text:編集部/Photo:メガロス提供、Getty Images>