【トランポリンダイエット】トランポリンエクササイズの効果とやり方 (2/2)
片足で跳ぶ
片足でのジャンプ動作で行う跳び方です。「右・右・左・左」と、2回ずつ交互に足を変えて跳びましょう。慣れてきたら2回ずつではなく、3回・4回と連続して片足で跳ぶ回数を増やすと強度が高まります。
両足で行うジャンプに比べ、お尻や体幹部にかかる刺激は大きく、強度が高まります。片足でバランスをとることは難しいので、バランスがとれるようになってから行ってください。
ジャンプ動作も最初は低く、慣れてきたら高く跳ぶように意識するとよいでしょう。
ダッシュ
足踏みのスピードを意識した跳び方です。できるだけ速く足踏みするように、脚を交互に動かしましょう。動作の速さを意識することで、心肺機能向上に効果的です。
跳ぶときはできるだけカラダの上下動を抑え、頭の位置を変えずに脚を動かしてください。速い動作はバランスを崩しやすくなるので、転倒に注意しましょう。
タックジャンプ
高くジャンプし、膝を抱え込むように膝を高く持ち上げる跳び方です。できるだけ高く跳ぶ必要があり、非常に強度が高いので連続して跳び続けるのはかなりハードです。
他の跳び方と交えながら、インターバルトレーニングとしてメニューに組み込むとよいでしょう。
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トランポリンエクササイズの効果を高めるポイント
動作をひとつずつ意識して跳ぶ
筋肉を刺激するためには、1回ごとのジャンプを高く跳ぶように意識する、下っ腹に力を入れて跳ぶ、肩甲骨や肩を大きく回して跳ぶなど、ひとつの動作を意識しながら行ってみてください。
1回あたりどれくらいの時間やればいい?
トランポリンエクササイズは有酸素運動です。有酸素運動で脂肪燃焼させるには、20分以上の運動の継続が必要であると言われていましたが、今は細切れでも問題ないとされています。
運動を始めて血液中の脂肪が少なくなってくると、体脂肪と呼ばれる皮下脂肪や内臓脂肪が分解されて血中に放出されます。この体脂肪の分解は20分くらいから早まると言われていますが、それ以下の時間でも脂肪燃焼に効果は期待できます。
5~10分でも、毎日続けることがポイントのようです。
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[筆者プロフィール]
和田拓巳(わだ・たくみ)
プロスポーツトレーナー歴16年。プロアスリートやアーティスト、オリンピック候補選手などのトレーニング指導やコンディショニング管理を担当。治療院での治療サポートの経験もあり、ケガの知識も豊富でリハビリ指導も行っている。医療系・スポーツ系専門学校での講師のほか、健康・スポーツ・トレーニングに関する講演会・講習会の講師を務めること多数。テレビや雑誌においても出演・トレーニング監修を行う。現在、さまざまなメディアで多くの執筆・監修を行い、健康・フィットネスに関する情報を発信している。日本トレーニング指導者協会(JATI-ATI)の認定トレーニング指導者
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<Text:和田拓巳/Photo:三河賢文>