フィットネス
2024年5月22日
体幹トレーニング「プランク」、何分やれば効果的?長時間はむしろデメリットに (1/3)
体幹トレーニング「プランク」とは、うつ伏せになった状態で前腕と肘を地面につけた姿勢を、一定期間キープするエクササイズです。
ロープランク、フォアアーム(前腕)プランク、アブドミナル(腹部)プランクなどと呼ばれることもあります。
筋トレや有酸素運動とは違い、とても地味です。
もしエクササイズ(exercise)を字義通り「運動」と訳すなら、本来はそのカテゴリーに入れるべきものではないかもしれません。
なにしろ、プランクというものはじっと同じ姿勢で動かないわけですから。
プランク、何分やればいい?
プランクにもさまざまな種類がありますが、すべてに共通する原則は「体を固めて一直線に保ち、定められた時間中、その姿勢を崩さない」こと。
これによって腹筋や背筋、臀部などの体幹を効果的に鍛えることができます。
このプランク、何秒行えばよいのでしょうか。また、何回やればよいのでしょうか。プロトレーナーが解説します。
プランク1回あたりの時間と回数
1セットあたり10~30秒×3~5回
1セットあたり約10~30秒、それを3~5回繰り返すのがおすすめです。
セット間に、プランクをキープした秒数と同じだけの休息を入れましょう。体幹を鍛える前に息が上がってしまうことを防ぐためと、精神的に飽きがこないようにするためです。
プランクは長くやればやるほど効果的なのか
プランクをする時間は長ければ長いほど良いのかというと、必ずしもそうではありません。たとえばこんなデメリットが出てきます。