フィットネス
2021年9月5日

スクワットをすると股関節が痛い。原因は?メガロストレーナーが回答

 ボディメイクに勤しむトレーニーたちが疑問に思っていることをピックアップし、トレーナーにぶつける本企画。

 筋トレの王様「スクワット」。下半身の大きな筋肉を鍛えるトレーニングメニューとして、筋トレ初心者からも人気です。

 しかし、間違ったフォームや動きで行い、膝の痛みや腰痛を引き起こしてしまう人も少なくありません。今回は「股関節の痛み」に繋がりやすいNGフォーム・やり方を、スポーツクラブメガロスのトレーナーに聞いてみました。

Q. スクワットをした後は股関節が痛くなるのですが、考えられる原因はありますか?筋肉痛ではないようです。

A.まずは痛みが筋肉によるものか、骨や関節に起因するものかチェックしましょう。

 スクワットをしたときに起こる股関節痛には、いくつかの原因が考えられます。原因が単なる筋肉の痛みである場合は、ストレッチなどによって解消できます。ストレッチでも解決しない痛みに関しては、骨や関節に起因するものがあります。

 自分で股関節の可動域不足を確認する方法は以下の通りです。

  1. 仰向けに寝て膝を立てる
  2. 足の裏を合わせて膝を開く。

 もし90度以上開かない、または開こうとすると痛みがある場合、専門医(整形外科・股関節科)の診察をおすすめします。決して無理をなさらないようにご注意ください。

 問題なく90度以上開く場合は、無理のない負荷でのスクワットを、痛みのない範囲で実施しましょう。

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[プロフィール]
阿部佳之(あべ・よしゆき)
メガロス恵比寿店所属のパーソナル・トレーナー。関節痛予防・機能改善を得意とする。

記事協力
・スポーツクラブメガロス
・公式サイト https://www.megalos.co.jp/

<Text:編集部/Photo:Getty Images>