ヘルス&メンタル
2023年8月15日

「仕事行きたくない!仕事したくない!家にいたい!」が続くときの対処法【専門家が回答】 (2/2)

毎朝、仕事に行きたくないと悩んでいる人へ⇒行っても行かなくてもどっちでもいいけれど、“行く”と決めてみるのもひとつの考え方

 行かなければならない、行くのは当たり前のこと、こんなことで休んではいけないなど、社会通念上の価値観に縛られてしまっているかもしれません。社会人としての責任感があり、自分を律していくことができ、まわりからの信頼もあると思います。

 ただ、「~すべき」「~でなければならない」「~しなければならない」という価値観に沿わない自分を受け入れられず、できない自分を厳しく責めてしまったり、そんな自分ではダメだと自己否定感でしんどくなってしまうこともあるかと思います。

 縛りを強くすればするほど、無意識の抵抗が強くなり反発してきます。もっとひどくなると“強制的に休ませてやるぞ“と、怪我をしたり病気になることもあります。そんなときは、行っても行かなくてもどっちでもいいけれど、“行く”と決めるのはどうでしょうか。

 人は自分が自分に約束したことは守ろうとしますし、自分で決めたことしかやらない生き物です。行きたくないなというときは、強制でなく能動的に切り替えてみてください。

仕事をしたくないとき、モチベーションを上げる方法は?⇒自分で自分にプチご褒美をあげよう

 モチベーションはもともと何もしなければ下がるものです。そのため、モチベーションが下がったときに上げる方法を知っておくことが大切なのです。

 自分にとって、モチベーションの原動力になっているのは何かを考えてみましょう。今日は●●を頑張ったから、ご褒美に好きなスイーツを食べるとか、何でも良いです。自分がよろこぶプチご褒美をたくさんあげてみて下さい。まわりから与えられるのでなく、自分が自分に与えてあげるところがポイントですね。

向いてない仕事についたと感じたとき⇒仕事内容を細かく分解し、向いていない作業の負担を減らそう。成功体験を作るのもひとつの手段

 向いていないとひと括りにするのでなく、仕事内容を細かく作業分解をしてみましょう。何が向いていないのか、向いていないのはどのくらいあるのか、向いていないと感じているのはどんなところなのか、できるけどあまり好きではないからなのか、苦手な分野なのか、得意なことや慣れているものはあるのかなど、細かく分けることで仕事の中身が見えてくると思います。

 作業分解をしてから、向いていないグループの作業と得意なことや慣れている作業を交互に行ったり、向いていないグループの作業はサポートをしてもらったりなど、工夫をしていくことで、向いていないと感じる抵抗を少し減らしていけることもあります。

 また、失敗をしたことで向いていないと思い込みが強化されている場合は、成功体験を作って、思い込みを書き換えていくことも一つの方法かもしれません。

著者プロフィール

全心連公認上級プロフェッショナル心理カウンセラー/メンタルトレーナー
浮世満理子(うきよ・まりこ)


アメリカで心理学を学び、帰国後、株式会社アイディアヒューマンサポートサービスを設立。プロスポーツ選手などのトップアスリート、サッカーJ1チームや五輪チーム、芸能人、企業経営者などのメンタルトレーニングを行なうかたわら、多くの方にカウンセリングを学んでほしいと教育部門アカデミーを設立し、心のケアの専門家の育成も行う。一般社団法人全国心理業連合会代表理事。地方自治体とLINEを活用した無料相談を推進している。一般財団法人全国 SNS カウンセリング協議会常務理事。TV にも多数出演。

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記事協力
株式会社アイディアヒューマンサポートサービス
公式サイト https://www.idear.co.jp/

<Text:編集部>

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