ヘルス&メンタル
2024年9月26日
なぜ夜中に目が覚めてしまうのか?中途覚醒の原因と、放置のデメリット (2/4)
中途覚醒、気にしないのはどう? 放置するリスクとは
中途覚醒を放置すると、睡眠不足によって脳機能が低下したり、ストレスがたまることによるうつ病リスクが高まります。
また、通常、寝ている間は副交感神経が優位になっていますが、不眠によって交感神経が活発になることで高血圧を引き起こす可能性もあります。
睡眠不足が続くと、日中に眠気や集中力の低下を感じて、日常生活に支障が出てくることも。仕事のパフォーマンス低下、事故を起こすなど、さまざまなミスにもつながりかねません。
さらに、睡眠が十分でないとインスリンの働きが低下するため、糖尿病のリスクも高まるとされています。
夜中に目が覚めたらどうしたらいい? 再入眠へのコツ
では、原因を探るまでのひとまずの対処法として、夜中に目が覚めたらどうしたらいいのか。
夜中に目が覚めてしまったら、無理に布団の中にいなくても大丈夫です。
一度布団から出てアロマを嗅ぐ、温かいノンカフェインの飲み物を飲む、ゆったりした音楽を小さな音で聴くなどして、リラックスしながら次の眠気が来るのを待ちましょう。
一度に長時間の睡眠が取れなくても、過度に心配する必要はありません。ある程度まとまった短時間の睡眠を何度かに分けてとる「分割睡眠」でも、疲れを軽減させることができます。
では、中途覚醒をしたときに“してはいけないこと”とは。