ヘルス&メンタル
2024年9月27日

疲れが取れないのは「脳疲労」が原因かも。専門家に聞いた、脳の疲れを回復させる方法 (3/5)

「ジョギングなどの軽い有酸素運動がおすすめです。騒音が多い都会は避け、緑の多い場所で行うのがベストです。緑の多い場所は香りがよいので、それだけでも代表的ストレスホルモンであるコルチゾールがすっと減ります。とくにヒノキはおすすめです。研究では、ヒノキの画像と、香りだけで画像なしと比べたところ、香りのほうが効果が高いことが分かっています。両方あるとさらにいいですね」(澤⼝先生)

ヒノキのほか、ラベンダー、畳の香りもおすすめとのこと。もちろん、これら以外の自分の好きな香りを楽しむのもストレスホルモンの減少に効果的とのことです。

「窓から緑が見えると脳疲労の解消によいという研究も多いです。緑を見る、好きな香りを嗅ぐ。余裕があればジョギング、ウォーキング。これで十分です。

緑が近くにないときは音楽も効果的とという報告があります。一般的にモーツァルトなどがよいという説もありますが、必ずしもそうではなく、自分自身の好きな音や音楽を聞くのがよいでしょう」(澤⼝先生)

静かで、心地よい音が聞こえ、緑豊かでいい香りがする。森林浴などは脳疲労を癒すのによさそうですね。

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次は、食事面からアプローチ。脳疲労によい成分や食べ物にはどんなものがあるのでしょうか。

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