2023年5月25日

即試せる!自律神経を整える「息の吸い方、吐き方」

梅雨の季節は、曇りや雨で昼間でも外が暗くなることが多く、太陽光を浴びる機会が減りがち。太陽の光を浴びないと、幸せホルモン“セロトニン”の分泌が減少する可能性があり、どんよりとした気分が続いてしまうことも。

幸せな気分を促し、自律神経を調整する役割があるセロトニンを、なんとかして増やしたい! そんなときは「呼吸方法」に注目。太陽光を浴びる以外にも、呼吸法を通じて自力でセロトニンの分泌を促すことができるのです。理学療法士・上田祐輝さんのリリースからピックアップ。

セロトニンの分泌を促す腹式呼吸

1. 椅子に座って姿勢を正します。床にあぐらでもOKです。

2.息をゆっくり吐きます。もうこれ以上吐けないと思ったら、そこからさらに3秒吐きます。お腹に力が入って凹むはずです。

3.力が入っているお腹を緩め、自然と息を吸います。

これがセロトニンを増やす腹式呼吸です。2と3を5分ほど続けてみましょう。雑念を持たずに呼吸だけを意識するようにします(マインドフルネス)。

自律神経を整えてメンタルケアを

深くゆっくりとした呼吸を行うことで、交感神経と副交感神経のバランスが整い、リラックス状態になります。これにより、セロトニンの分泌が促進され、気分の安定やリフレッシュ効果を感じることができます。

梅雨どきは健康な方でも不調を感じやすいもの。イライラ、もやもやしたときは、深くゆっくりとした呼吸を意識してみましょう。

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[プロフィール]
上田祐輝
1987年生まれ。理学療法士。モデルや大舞台で活動する歌手・ダンサーなどのアーティストへの施術実績も多数。株式会社心と体サプライズ 代表取締役として、福井県福井市を拠点に整体業を行い、寝たきりの方から体型に悩む方までカラダに悩みのある方4,000名以上に施術している。高校卒業後、カナダに留学し、フリースタイルスキーを中心にウインタースポーツのオリンピック選手たちと一緒に練習に励み、アスリートとしてカナダのスキー大会で優勝するなどの実績(BC Freestyle Ski Series 2009 優勝、BC Freestyle Ski Championship 3位)を残す。帰国後、スポーツの経験を活かして、理学療法士の資格を取得。解剖学・生理学・運動学などを通して人体のことを幅広く学び、病院勤務後に独立開業。現在は、口コミを中心に全国から多くの患者が来院している。また、2023年2月にYouTubeチャンネル「絶対治療TV」、同年3月に「セルフケア大全」を開設。
絶対治療TV:https://www.youtube.com/@zettaichiryou
セルフケア大全:https://www.youtube.com/@selfcaretaizen

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<Edit:編集部>