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ライフスタイル
2023年5月30日

サウナで“爆睡度”が上がるってホント?快眠効果を得るための入り方 (2/2)

  1. 水分補給
  2. 髪・体を洗う
  3. サウナ室に入る
  4. 水風呂に入る
  5. 外気浴をする
  6. 水分補給
  7.  “サウナ→水風呂→外気浴”を3~4セット繰り返す

詳しくご説明します。

1.水分補給

サウナに入る30分前から、こまめな水分補給を心がけましょう。

一般的には1回(サウナと水風呂の1セット)のサウナで300〜400mlの汗をかくといわれています。脱水症状を防ぐためにも、500ml程度の水分補給が理想的です。

2.髪・体を洗う

サウナに入る際は、髪と体をきちんと洗ってから入るのがマナーです。

サウナ室は熱と蒸気がこもるので、匂いも充満しやすくなっています。洗う順番は、髪→体の順番で洗ってください。

シャンプーやトリートメントは体や顔に付着しやすく、残ってしまうと肌のトラブルの原因になります。上から下に向かって、順番に洗っていく流れです。

3.サウナ室に入る

準備ができたらサウナ室へ。

初めての人は無理をしないで5分程度から始めましょう。慣れてきたら6〜12分を目安に、自分のコンディションと相談してください。決して、無理や我慢は禁物です!

4.水風呂に入る

サウナで、身体を温めた後は水風呂に入りましょう。温冷交代浴によって、「ととのう」という現象が起こるからです。

温冷交代浴を行うことで、血管の拡張と収縮が起こり続けます。これをポンプ作用というのですが、血液の循環が良くなります。血液の流れが活発になれば、溜まっていた老廃物が排出されやすく、酸素や栄養素が全身に運ばれスッキリします。

サウナ初心者の方は、水風呂に全身つかることに抵抗があるかもしれません。まずは足先から入り、徐々に身体を慣らしていくことで抵抗が和らぎますよ。

5.外気浴をする

「ととのう」為には、外気浴が欠かせません。サウナ→水風呂→外気浴=「ととのう」、この3つで1セットと考えてください。

6.水分補給

サウナ浴1セットの発汗量は、300〜400ml程度。3セット行うと、1Lとなります。発汗量の分だけ、水分補給する必要があります。

1Lを一気に補給することは難しいので、こまめに摂取してください。スポーツドリンクや「オロナミンC」と「ポカリスエット」を合わせた飲み物、通称「オロポ」などがオススメです。

7. “サウナ→水風呂→外気浴”を3~4セット繰り返す

セット数としては3〜4セットがベストです。1セットこなすだけでも、サウナの効果は得られますが、繰り返し入ることで気持ちよさが圧倒的に変わります。

1セット目では冷たくて入っていられないと感じた水風呂も、2セット目には「むしろ気持ちいい」と感じられるはず。徐々に、深部体温が上昇していき、自律神経も安定していきます。

良い睡眠を得られるサウナのタイミング

朝、昼、夜……寝る何時間前に入れば良い?

時間帯としては、夜にサウナに入ることをオススメします。サウナ入浴後、2時間以内に布団に入ることで深い睡眠をとることができます。

立ち仕事や肉体労働、厳しいノルマや、上司からのプレッシャーなど、多くの疲労が蓄積されることで、筋肉がこわばり血流の流れが悪くなります。それが腰痛や肩こりなどの症状に繋がることに。サウナに入り血流改善・リラックスし、2時間以内に入眠することで、睡眠の質改善に繋がります。

夕飯前と後、どちらのタイミングで入れば良い?

タイミングとしては、夕食後のサウナをオススメします。

寝る直前に食事を摂ると、睡眠中に消化活動が活発になることになります。消化活動が行われているということは、脳や身体が働いている状態です。結果、十分な休養にならないので、眠りが浅くなってしまうのです。食べたものをある程度消化するには2〜3時間かかります。この間にサウナを利用し胃を落ち着かせることで、寝つきが良くなり深い睡眠へとつながります。

関連記事:サウナの効果と入り方、守ってほしいマナーとは。日本サウナ学会の医学博士に聞いてみた(前編)

<Edit:編集部>

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