2022年10月26日

睡眠負債を解消したい。ぐっすり眠れる関節ほぐしのやり方 (4/6)

●仰向けの骨盤リセット体操

 今度は、自宅で布団や床の上で寝ながらできる骨盤リセット体操。狭いところでは手をお腹の上に、床や広いスペースでは腕を体側に開いて置きます。骨盤の緊張をとり、左右のバランスを整えます。

1. 仰向けになり、両膝を立てる。

2. 両膝を離さずに、右に倒れるところまで倒す。腰からお尻のストレッチ感など、骨盤周りの感覚を覚えておく。

3. 真ん中に戻し、同様に左に倒す。こちらも骨盤周りの動き具合などを感じて、戻す。

4. 左右で倒しにくい方にもう一度倒し、今度は5秒キープ。一度戻し、あと2回繰り返す。脱力しながらキープすることがポイント! 最後に、左右に倒して動きをチェック。同じくらい違和感がなければOK。

「まれに、骨盤ほぐしをした方の骨盤が緩みすぎて、反対側が気になる人も。倒しにくい方にあと2、3回くらい行って、左右を整えましょう。仕事中に腰がつらいと感じたら前者のイスに座った骨盤リセット、家で寝る前や朝起きる前にするならこちら。この2つを合わせて行うとよいでしょう」(黒木院長)

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