ヘルス&メンタル
2023年9月3日

夜、寝つきが悪い…対処法は?専門家が回答 (1/2)

睡眠は「三大欲求」の一つとされており、食事と水分摂取と並んで、生きていく上で不可欠な欲求の一つとされています。

ところが、現代社会ではストレスや忙しい生活などが原因で、十分な睡眠を取ることが難しい、睡眠のお悩みを抱える人も多いようです。厚生労働省の発表によると日本人の睡眠時間は過去20年間にわたり減少を続けているという結果も。

今回は、睡眠のお悩みでよくある「寝つきが悪い」、その解決策について、ナッツブランド株式会社ミツヤの健康リズムカウンセラー・神田優さんに教えてもらいました。

寝つきが悪い…そんなときの対処法

寝る直前のスマホを控える:スマートフォンやパソコンの画面を寝る直前まで見ていると、ブルーライトを浴びることで睡眠に悪影響があることは広く知られています。

寝る直前に入浴しない:「身体が冷えている」状態や「熱いお風呂に入浴したばかり」のときも、交感神経が刺激され、寝付きが悪くなることがあります。就寝の2~3時間前に入浴すると、就寝時の深部体温が低下し、寝つきが良くなる可能性があります。

寝る直前の食事を控える:また、寝る直前の食事や、アルコール・カフェインの摂取も考慮が必要です。就寝3時間前頃から控えることをおすすめします。

グリシンを摂取する:深部体温を下げ、寝つきを促すとされるグリシンを摂取することも一つの対策です。グリシンはエビ・ホタテ・イカなどの魚介類に多く含まれています。

これらのアプローチを組み合わせることで、睡眠の質を向上させることができるかもしれません。日々の習慣を見直し、良い睡眠環境を整えることで、より快適な眠りを手に入れることができるでしょう。

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